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産業活性 まちの魅力発信拠点 道の駅「知床・らうす」駐車場整備事業

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北海道羅臼町

道の駅「知床・らうす」は、平成11年(1999年)に道内63番目の道の駅として登録されました。令和元年度の利用者数は、12万2千人に上り、人気も高く、羅臼町への来訪者が立ち寄るスポットとして欠かせない存在となっていますが、専用駐車場は手狭となり、重大事故の発生も危惧されていました。
この度、町では道の駅の前面駐車場を、「歩行者専用ゾーン」とし、歩行者の安全性への配慮と「イベントスペース」としても有効利用できるよう町の活性化の両面で展開をできるように整備することとしました。
これにより削減されてしまう駐車台数を確保するため、隣接する私有地を地権者のご協力を得て令和元年度に購入、また、一部借受契約を締結し、これら用地を駐車場として、拡幅・舗装化するための工事が現在進められています。
整備事業費は、61,050千円。財源としては、国庫補助金21,164千円(北方領土隣接地域振興等事業推進費補助金)と、残りは過疎対策事業債及び「知床・羅臼まちづくり基金」繰入金を充当する予定でおり、工事完了を令和3年1月20日としています。

◎整備面積
・舗装化面積:2331.7平方メートル
・既存駐車場の修繕面積:1676.7平方メートル

◎駐車台数
・一般車81台
※うち砂利敷21台(旧ミグラード前)
・タクシー専用4台
・タクシー優先5台
・大型バス専用3台
・大型バス優先2台
・優先スペース2台

◆駐車場の一部の利用形態が変わります
-道の駅施設前面を「歩行者専用ゾーン」・「イベントスペース」として活用-
利用スタイルが大きく変わるのは、施設前面の「イベントスペース」化です。現形状を維持しつつ、観光客が自由に滞留できるスペースとするものです。(図中(1))
また、当スペース内でのキッチンカーを含む出店販売を想定し、町内の事業者を積極的に受け入れすることで、来訪者に対して魅力を高めることができ、誘客にあたっても既存のテナント店舗との相乗効果による好影響を期待しているところです。

これにより多くの町内事業者に道の駅前での販売の機会を提供することができ、良質な地場製品のPRにもつながると考えています。従来どおり、町外事業者の受け入れもしてまいりますので、地元住民との交流活性も図られます。イベントスペースの開放は、来年度春頃を予定しており、それに向け、利用にあたっての取り決めを検討することとしています。
施設北側の緑地広場(既存イベントスペース)は舗装化し、大型車両やバス及び、タクシーなど営業車専用(または優先)駐車場とします。(図中(2))

さらに南側にある用地については、これまで夏季限定の特設駐車場として私有地を借用してきたものを舗装化し、駐車場として通年利用を可能とするものです。(図中(3))
あわせて敷地内での安全対策及び防犯対策を向上するために、LED照明設備を整備します。
※なお、一部砂利駐車場として転圧のみしている箇所は、将来の周辺での発展性を見込み、舗装化せず用途の変化などに対応できる形としています。(図中(4))

※「道の駅 知床・らうす 駐車場整備図」の詳細は本紙5ページをご覧ください。

◆道の駅「知床・らうす」を拠点とする地域産業振興や交流創出の方向性
観光インフォメーション施設である「交流センター」や、漁協直売場の「海鮮工房」、お土産店や飲食店などのテナントが入る「深層館」を備え、町の観光情報の発信・交流拠点となっています。
観光船をはじめ自然や産業等の体験観光が徐々に進展する中、通年でのアクティビティも充実し、閑散期と考えられてきた冬期の観光者も増えつつあり、今後は「根室釧路圏」、「道東オホーツク圏」の周遊観光開発に伴う観光連携の進展も見込まれます。

町の人口は減少傾向にあるものの、この町の可能性を見据え、道の駅周辺では、ゲストハウスや、お土産雑貨店などの定着もあり、さらに、若者の手によって創出された「しれとこ羅臼こんぶフェスタ」は地元特産品を広くPRする催しとして継続実施されてきているなど、商店街のあらたな見せ方、魅力化につながる動きに結びついています。
このようなことからも、産業活性や、まちの魅力の情報発信において道の駅「知床・らうす」は拠点的な役割を果たすものであり、この度の整備はその一環となります。

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