文字サイズ
自治体の皆さまへ

知床らうす国保診療所通信(2)

7/20

北海道羅臼町

◆木島所長より(vol.6)
◎新型コロナウイルス感染症についての重要点
・新型コロナウイルス感染症では、多くが「3密=密集、密接、密閉」状況で感染します。
・家族内でひろがりやすいのも同じ理由です。
・日本ではクラスター対策が有効で、3密を避けることが予防の全てです。
・マスクの有効性は、マスクをしていても20%が感染するような流行状況で、それを15%に減らす程度です。大事なのはあくまで3密を避ける、2mの距離を保つことです。
・軽症なら風邪と同じ症状で自然に治癒し、中等症以上で肺炎になると息苦しさがでてきます。
・60歳未満では、もともとの肺などの病気がなければ、ほとんどが自然に治ります。
・70歳以上では、10%くらいの死亡率があります。有効な治療はまだほとんどありません。
・高齢の方や高齢の方と同居している方には、3密を避ける行動をとり続けることが大事です。
・当院でも新型コロナウイルス感染症検査を行いますが、原則的に発症3-4日後に行います。

◎かぜやインフルエンザの重要点
・かぜやインフルエンザはその多くが1~2週間で自然に治るウイルス感染症です。
・ふつうの風邪の治療は、10歳未満ではアセトアミノフェンという解熱鎮痛薬のみすすめられています。10歳以上の小児や成人では、市販の風邪薬が症状を軽くする役に立つことがありますが、早く治ることはありません。
・インフルエンザの治療は、65歳以上の高齢者や妊婦、2歳未満の幼児、また肺や心臓、腎臓の慢性の病気を持っている方には、タミフルのような抗ウイルス薬がすすめられています。
・インフルエンザの診断には、鼻に棒を入れる検査をすることもしないこともあります。
・はな、のど、せきの風邪症状が出たら、安静にして食事をきちんととる、食欲が低下していても、スポーツドリンクのような塩分とカロリー入りの水分を十分(絶食なら成人で1~2L)とって尿量を保ちましょう。
・手洗いを徹底し家の中でも距離を保ちましょう。健康な家族も不要不急の外出を控えましょう。

◎まとめ
・3密を避けましょう。特に高齢者や高齢者と同居している方は徹底的に3密を避けましょう。
・手洗いをきちんとしましょう。
・風邪症状が4日続き、新型コロナウイルス感染症を心配する行動があれば、診療所へ電話を。
・風邪症状が4日続いていても、新型コロナウイルス感染症を心配する行動がなく、息苦しさや高熱、強いだるさがなければ、1~2週間は自宅安静で様子をみていても大丈夫です。
・風邪症状が2週間で治らなかったら診療所へ電話を。
・発熱がなくても、風邪がなかなか治らず、息苦しさが出てきたら診療所へ電話を。
・2歳未満もしくは65歳以上の方、または妊婦の方、または肺・心臓・腎臓に病気を持っている方で高熱が生じたら、診療所へ電話を。

知床らうす国民健康保険診療所
木島 真

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU