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平成31年度 町政執行方針 (2)

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北海道鹿部町

◆中小企業・商工業振興
次に、中小企業・商工業の振興について申し上げます。
全国的に人口減少問題等による購買力の低下、町外への消費流出、また、担い手不足による商店等の廃業といった問題も抱えておるところであります。
このような状況の中、地元企業の方々を中心に構成いたします「鹿部町中小企業振興会議」において、中小企業の経営力向上や雇用促進に関する支援策の必要性など、様々な意見や要望を伺い、平成30年10月に「鹿部町中小企業チャレンジ支援事業補助金」を創設したところでございますが、地域経済に元気と勇気を与えられます、より成熟した制度とするため、引き続き「鹿部町中小企業振興会議」等において、意見や要望をお伺いしながら、地域経済の活性化につながる制度となるよう進めます。
商品開発や販路拡大などについては、地域の資源を活かし、漁業や観光業との連携を図りながら積極的に取り組むことが必要であり、町の特産品の開発や販売促進並びに観光PR等に対して支援する鹿部商工業等活性化支援対策事業を継続し、平成31年度からは、新たに農林水産省の補助事業により、地域資源の掘り起こしや人材育成など、鹿部ブランドの確立に向けた取り組みを進めます。
また、プレミアム付き商品券発行事業に対する支援の継続に加え、消費税率引き上げ対策として、国の支援を活用しながら低所得者や子育て世帯等に対して別途、プレミアム商品券の発行を予定しております。
このほか、従来から行っております、必要な支援についても引き続き実施します。
再生可能エネルギー事業は、平成29年度から民間発電事業者による各種調査が行われ、平成31年度においても引き続き調査が行われる見込みです。
また、平成30年度から「地熱発電に対する理解促進事業」を経済産業省からの支援により実施し、「地熱発電のしくみ」や「開発スケジュール」、「排熱利用」、「地域住民の関わりかた」などについて理解を深めたところでございますが、排熱利用など、より具体的な検討を平成31年度以降も継続して進めます。
また、町内において、今後、さらなる地熱開発事業者の参入により、乱開発も予想されることから、「一定のルール化」を進めます。

◆農林業振興
次に、農林業振興について申し上げます。
林業について、経営意欲のある森林所有者の減少や所有者不明の森林の増加、担い手の不足等が大きな課題となっています。
林業の成長産業化と森林資源の適切な管理の両立を図るうえで、改正森林法の施行に基づき平成30年度に林地台帳を整備したところでございます。平成31年度からは、森林所有者から経営・管理を委ねる申出やその意向調査を行い、町が「林業経営者」と「所有者」との懸け橋となり、つなぐことで、林業経営の集積・集約化を図るなど、新たな森林管理の構築に向けた取り組みを推進します。
また、森林の機能を十分に発揮できるよう、引き続き下刈りや除間伐、枝打ちなどの森林環境保全整備事業や未来につなぐ森づくり推進事業などの事業を推進するほか、間伐由来の未利用資源の有効活用について、検討を進めます。
有害鳥獣対策は、ヒグマ、エゾシカのほか、近年、苦情が多く寄せられているキツネ、カラスを加え、今後も猟友会のご協力をいただきながら駆除・捕獲を実施します。
また、放牧馬についても、関係機関と連携しながら全頭捕獲に向けて引き続き取り組みます。
農業振興は、新たな取り組みとして農林水産省の補助事業により、地域資源の掘り起こしや人材育成、付加価値向上を図る取り組みなどにより、鹿部ブランドの確立に向け、商工・観光部局と連携しながら進めます。

◆観光振興
次に、観光振興について申し上げます。
本町は、道の駅しかべ間歇泉公園を観光交流拠点とし、これまで「海の幸」と「温泉」を活用した観光振興を推進してきました。
特に「浜のかあさん食堂」や「浜のかあさん地元料理体験」が国内外から絶大な人気を誇り、鹿部の顔から、道南の顔となり、そして、北海道の顔としてその活動を広めております。
平成31年度からは、さらなる向上を目指し、民間のノウハウを活用した指定管理者制度を導入し、多様な世代が集まる海と温泉の観光交流拠点としての充実を図ります。
また、北海道遺産としての活用なども見込まれ、平成31年度には道の駅の来場者が100万人に達する見込みであります。
このような動きも追い風とし、道の駅の魅力アップに向け、指定管理者などとも連携を密にしながら、地場産品などの魅力発信、提供に努め、「儲かる道の駅」「稼げる自治体」を目指します。
また、平成30年11月には食と観光によるまちづくりを推し進める「にっぽんA級グルメのまち連合」を設立し、1市4町が連携し食を通じた人材育成やA級グルメ構想の理念を広げるための情報発信、起業、就業につながる活動を推進していくことといたしました。
本町においては、道の駅を拠点としまして、A級グルメ構想を進めるための人材育成などを通じ、雇用創出や移住定住につながるよう取り組みます。
また、本町の代表的なイベントである「海と温泉のまつり」「春のえびつぶ祭り」「たらこ祭り」など、季節感のある地域に根ざしたイベントを柱とし、町のPRはもちろんのこと、商工会、観光協会など関係団体と連携を図りながら、町の経済が潤うイベントへと育てて参りたいと考えております。
訪日外国人については、台湾から函館空港への定期便が通年で運行されたことなどによりまして、台湾をはじめとするアジア地域から多くの外国人が道南圏に訪れております。
七飯町、森町との3町で組織する環駒ヶ岳広域観光協議会などの広域連携を基盤とし、周遊観光ルートづくりや受入体制の整備などインバウンド対策を引き続き促進します。
鹿部公園・ひょうたん沼公園につきましては、安心して利用できるよう計画的な維持管理、環境整備を行い、地域の方々の憩いの場、観光客との交流の場として、利用促進を図ります。
公園に設置された遊具につきましては、老朽化や破損状況などを点検・確認し、利用者の安全確保に努めるとともに、利用状況等を勘案し計画的な整備を進めます。

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