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南房総市の民話

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千葉県南房総市

「愛宕(あたご)神社の大黒天像」 第188話 生稲謹爾(いくいなきんじ)

千倉町川合に元亀年間(一五七〇~七三)、創立された愛宕神社があります。
祭神は京都の愛宕山より勧請(かんじょう)した、霊験(れいげん)あらたかな防火の神・火産霊神(ほむすびのかみ)です。
この神社には、千倉の生んだ名工・後藤利兵衛義光が十四歳・文政十一年(一八一八)のとき、作製したと言われる、大黒天像(南房総市指定文化財)と賓頭盧像(びんずるぞう)が合祀されていますので、皆さん、お参りしてみませんか。
大黒天とはどんな神かといいますと、古代インドのバラモン教の守護神でしたが、仏教にとり入れ、仏教の守護神として、また施福神として寺院の厨房(ちゅうぼう)に祀られました。
大黒天は、梵名(ぼんめい)(インド名)マハーカーラ(偉大な黒い者)といい、インド神話のシヴァ神の化身となっています。我が国では大国主命(おおくにぬしのみこと)と習合し、縁結びの神として、また七福神の一神として社寺に祀られています。
像は頭巾(ずきん)をかぶり、左肩に大きな袋を負い、右手に打ち出の小槌(こづち)を持ち、米俵を踏まえており、恵比須(えびす)とともに一般家庭でも祀られ、深く信仰されています。

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