帯状疱疹は、子どもの頃に感染した水ぼうそうと同じウイルスが、体の中で再活性化することで発症する皮膚の病気です。ストレスや疲労、加齢による免疫力の低下が発症の要因と言われています。50歳を超えると発症の確率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。
帯状疱疹の症状は、神経痛や神経に沿った帯状の皮疹が特徴的です。皮疹が治まった後も長期間にわたって神経痛が続くことがあり、この状態を帯状疱疹後神経痛と呼びます。帯状疱疹後神経痛は帯状疱疹の早期治療により防ぐことができるため、神経痛や発疹がみられたら早期に医療機関を受診することが大切です。
■帯状疱疹による症状の現れ方
・体や顔の左右どちらかに、ピリピリ、チクチクといった神経痛が生じる
・痛みのある部位に赤い発疹がみられる
・皮疹が水ぶくれのようになり、帯状に広がる
<この記事についてアンケートにご協力ください。>