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「刺繍(ししゅう)三十番神像(さんじゅうばんじんぞう)」

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埼玉県加須市

〜県指定文化財に指定されました〜

騎西・玉敷神社の市指定有形民俗文化財「三十番神(さんじゅうばんじん)縫物図(ぬいものず)」が、平成31年2月22日に県指定文化財に指定され、名称が『刺繍三十番神像』(有形文化財・工芸品)となりました。
『刺繍三十番神像』は、玉敷神社に伝わる久伊豆(ひさいず)大明神(だいみょうじん)を主尊に三十の神々を刺繍で表した神像図(しんぞうず)です。三十番神信仰とは、日本の主な神々が、1カ月(30日)の間、毎日交代で国や人々を守護するという信仰です。また、玉敷神社は、江戸時代に「久伊豆大明神」とも称され、騎西領※48カ村の総鎮守としてあつく信仰されていました。
享保(きょうほう)年間(1716~1736)頃にまとめられた玉敷神社の記録である「要用集(ようようしゅう)」(玉敷神社文書)によると、寛文(かんぶん)年間(1661~1673)に、地元の茶屋が、江戸から縫物屋庄次郎を呼び寄せ、5~6年の歳月をかけて製作させ、玉敷神社に奉納したと記されています。
神像図の寸法は、縦188・5センチメートル、横100センチメートルと大きく、大画面に神像が刺繍で表現されています。神像は、それぞれ異なる顔の色や表情、衣装の模様まで多様な刺繍技法が用いられています。立体感や写実性を示す工夫が施された、優れた技法です。また、刺繍技法の分析からも、江戸時代前期の製作であるとされています。
『刺繍三十番神像』は、江戸時代前期の刺繍作品として稀少で、玉敷神社の信仰や地域の人々の歴史とも関わりのある貴重な文化財です。

※騎西領…現在の加須市・久喜市・白岡市・鴻巣市の一部

問合せ:生涯学習課
(【電話】0480・62・1223)

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