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自治体の皆さまへ

令和3年 新春座談会 みんなで創造しよう! コロナの先の新しい未来を!!(2)

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埼玉県和光市

■コロナへの対応について
市長:
パンデミックで受ける社会へのダメージから人類は発展します。コロナで我々はひどい目に遭っていますし、苦しんでいる方もたくさんいますが、その中でも様々な工夫をして、知恵を絞ることで、これからの技術や社会の仕組みが変わることを期待しています。行政としても、ひとり親家庭や事業者支援など、今だからこそできる取組の中で、新しい助け合いや、支えあう気持ちが生まれたら良いと思います。

原:
当院は常にコロナを恐れず向き合い、パンデミックになる以前から、武漢からの帰国者の医療支援など積極的にコロナの診療を行ってきました。コロナを恐れず診療を行うことは、感染状況を知り、正しい知識を習得することができ、さまざまなノウハウを蓄積することに繋がります。実はコロナの患者さんを積極的に受け入れている病院ほど、コロナの怖さだけでなく対処する方法を知っているという点で、地域の人々にとって安心して来院することができる病院なのです。

勝又:
当初は埼玉病院の先生方と感覚が違うなと思っていたのですが、今回のお話しを聞いて納得しました。我々開業医の中では、コロナを恐れつつ、その中でどうやって対応していくかと考えていたのですが、埼玉病院はここ半年での受け入れ実績からの自信と設備環境が違っていたのだと分かりました。開業医の設備環境ですと、できることには限りがありますが、うつらない・うつさないという環境づくりを徹底していきたいと思います。

佐藤:
患者さんも医療職者もそうですが、最初は何も分からないという中で、自分たちも笑顔になれない、どうしたら良いのだろうという葛藤がありました。その中で、やはり当初は、誰が対応するのかというところで輪が乱れてしまうこともありました。しかし、現在はコロナの診療で人手が足りない時に一般診療から応援に行くような協力体制も取れています。

勝又:
看護師さんの使命感の強さには目を見張るものがあります。PCR検査では検体採取以外の処置を看護師さんが行っています。接触による危険性もありますが、防護服がくしゃくしゃになりながらも頑張って従事されています。

■研究の進展と予防意識の向上について
市長:
技術面では、スパコンによるエアロゾルの研究も進み、こうして感染は広がっているんだなというような実証も発表されており、やはり技術というのはこういったところで大きく変わるんだなと感じています。

原:
感染の広がり方が、証拠として実証されてきました。心配されていたインフルエンザが、あまり流行していないことからは、手洗いやマスク着用の有効性を実感しています。

勝又:
小児科の患者さんも例年と比べると半数近くまで減少しています。経験のないことに対して人々はなかなか対応できないですが、こういった形で実証されると、自分たちも考えないといけないという意識が生まれるので、対策をとるきっかけとなり、とても良いと思います。

原:
コロナとインフルエンザが同時に流行することを、ツインデミックと言いますが、今のところ発生していなので、我々としても大変助かっています。

■市民の皆さんへ
原:
いわゆる3密が避けられない場所には積極的に行かないなど、自分たちで予防する行動が非常に大事です。その一言に尽きます。当院は強い使命感のもとにコロナと闘っていますが、その源は皆さんの応援や声援、笑顔です。我々も皆さんと協力して克服していきたいと思います。

勝又:
新しい生活様式に従って、コロナとうまく付き合うことが大切ですが、人によってはまだ温度差があると思います。これからのワクチン集団接種等の課題についても、地域との協力体制をとりつつ、様々なところで市民の皆さんのお力になれればと思います。

市長:
医療従事者の方に感謝の気持ちを持って伝えることも大切ですが、重要なのは私たち一人ひとりが自衛をすること、自分たちができることをしっかりとやっていくことが大事です。どうしても気持ちが暗くなりがちですが、しっかり予防策をとって引き込もらず・ふさぎ込まずに、メリハリをつけ、コロナと闘っていきたいと思います。

〇原彰男(はらあきお)
埼玉病院長。「この地の人々の健康といのち、そして安心のこころを守る」という病院理念のもと、通常診療と新型コロナウイルス感染症診療を両立した医療を行っている。

〇佐藤千春(さとうちはる)
埼玉病院看護部長。令和2年4月から現職。「患者さん家族主義」「職員家族主義」という、患者も職員もみんな家族のように見ていきましょうという理念を持って、一人ひとりを支えるチーム医療を推進している。

〇勝又大助(かつまただいすけ)
わこうキッズえきまえこどもクリニック院長。開業25年目。開業当初から地域に根差した診療をしていたが、ここ10年は朝霞地区医師会和光支部としての活動も広げて、地域と連携した医療を進めている。

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