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【特集】海のカメさん、所沢に行く。~海なし所沢市民が海を救う~

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埼玉県所沢市

軽くて丈夫、しかも安価で手に入りやすいプラスチック製品。
いまや私たちの暮らしに欠かせないものです。
しかし、そんな便利なプラスチック製品が、使い捨てられてごみとなり、ポイ捨てや間違った分別などの結果、川を通じて最終的に海を汚していることをご存じですか?
海なし県の所沢市民も関係する問題を、海のカメさんが教えてくれます。

※カメさんが海のプラスチックごみのことを教えてくれる紙芝居『ひろいうみのおはなし(所沢市作成)』は、所沢図書館や市HP(検索:紙芝居)でご覧になれます。

■海のプラスチックごみの重さが魚の重さを上回る? 海を埋め尽くすプラスチックごみ
海に囲まれた日本に暮らす私たち。その海を埋め尽くそうとしている“身近なごみ”を知っていますか?
世界の海には、すでに1億5千万トンを超えるプラスチックごみが存在していて、現在、1年間に少なくともジャンボジェット機5万機分(800万トン)のプラスチックごみが世界の国から流れ込んでいます。このままでは、2050年までに海のプラスチックごみの重さが、海にいる魚の重さを上回るという衝撃的な予測がされているのです。
世界で発生するプラスチックごみの47%は、私たちの努力次第で減らすことができるペットボトルや食品トレーなどの容器包装に使われるプラスチックです。そして、それらプラスチックごみの一人当たりの発生量が世界で2番目に多い国は、なんと日本。つまり、私たちの努力で海を汚すプラスチックごみを減らすことができるのです。
「所沢には海がないから関係ないな」と思ったあなた。今、あなたが食べている魚たちが暮らす海は、全て市内の川とつながっています。そう、他人事ではないのです。

◇2050年の予測
海のプラスチックごみ>海の魚たち
世界経済フォーラムは、2050年までに「海のプラスチックごみの重さが海にいる魚の重さを上回る」と予測を発表。

◇海を漂う5mm以下のプラごみたち
5mm以下の細かいプラスチックをマイクロプラスチックといいます。マイクロプラスチックを食べた魚を人が食べた場合、健康に影響が出るのでは?と懸念されています。

■海がなくてもできることはいっぱい 所沢市民でもできること
まずは、基本のおさらい。ごみのポイ捨てをしないことはもちろん、正しくごみを分別・処理することが重要です。
たとえば、容器包装プラスチックごみは、汚れたままだと資源化できません。残飯などは必ず取り除き、水をかけたり、布などで拭き取ったり、汚れを落としてから捨ててください。
正しい分別と処理が習慣化できれば、誰でも簡単に日々の行動で海を守ることができるのです。
「それだけ?もっとできることはないの?」と思ったあなたには、次のステップをご紹介します。

◇使い捨てのプラスチックをやめる
買い物時についついもらってしまいがちなレジ袋ですが、そのまま使い捨てたり、使わないまま貯まってしまったりしていませんか?
日本人は、年間305億枚、一人当たり年間300枚のレジ袋を使っているといわれています。しかも、レジ袋の製造から処理までに必要なエネルギー(1年分)は、原油換算で25mプール約1,200個分!マイバッグを使えば、必要のないレジ袋の削減だけでなく、資源の節約にもつながります。普段のお買い物だけでなく、とことこ市や市民フェスティバルなどのイベントにも、ぜひマイバッグをお持ちください。
レジ袋以外にも、ペットボトルやストローなど、身の回りには使い捨てになっているプラスチック製品がたくさんあります。生活の中で、「このプラスチック製品、使わなくても大丈夫かも?」と自分に問いかけてみてください。必要のないプラスチック製品の多さに驚くはずです。

◇清掃活動に参加する
海に流れ着く前にストップ!身近な川をきれいに維持・保全するためには、定期的な清掃が大切です。市内には川の清掃活動を行う団体が多数あり、いつでも仲間を募集しています。「参加してみたい!」と思った方は、市HP(「川の維持・保全」検索)をご覧ください。
5月30日(ごみゼロの日)から6月8日(世界海洋デー)までは、「海ごみゼロウィーク」&「埼玉県プラごみゼロウィーク」です。未来の子どもたちに美しい川や海を残せるよう、所沢市は「マチごとプラスチックごみ削減」に取り組むことを宣言しています。海がなくても所沢市民にできることはたくさんあります。暮らしの中で、使い捨てプラスチックをやめる、清掃活動に参加してみる、できることから始めてみませんか?

こうすることで、所沢から出る海のプラごみをストップ!

◆STEP 1
○基本のおさらい
・ポイ捨て厳禁
・正しいごみの分別・処理

○所沢市の容器包装プラスチック
商品が入っていた容器や包装で、プラマークのあるもの。
身近な容器包装プラスチック:
・レジ袋
・パンやお菓子の袋
・ペットボトルのラベル
・食品のトレーやチューブ など

◆STEP 2
○使い捨てプラをやめる
・マイバッグを使って、レジ袋を辞退
・マイボトルを持ち歩く など

○清掃活動に参加する
・川の清掃に参加
・毎年5月と11月に行う「環境美化の日」など、地域の清掃に参加

※川以外の場所で出たごみが風などで川に飛ばされることも。地域の清掃も大切です。各地域の清掃活動団体は、市HP(検索:アダプト・プログラム)をご覧ください。

●毎年179本は飲んでいるペットボトル飲料
清涼飲料用のペットボトルだけでも、国内出荷本数は227億本(2017年度)。一人当たり年間179本飲む計算です。マイボトルを持ち歩くことで、使い捨てペットボトルを減らせます。

●カメさんコラム
子どもたちにも海のプラごみのことを知ってもらうために、市内保育園でもボクが登場する紙芝居を読んでもらっているよ。

出典・参考:
・環境省「海洋プラスチック問題について」
・経済産業省「なっトク、知ットク3R」
・WWFジャパン「海洋プラスチック問題について」
・PETボトルリサイクル推進協議会「PETボトルリサイクル年次報告書2018」

問合せ:資源循環推進課【電話】2998-9146

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