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自治体の皆さまへ

こんにちは 子育て相談窓口です

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埼玉県神川町

町では学校健診の一環で、埼玉医科大学病院歯科口腔外科の歯科医師にご協力いただき、顎関節(がくかんせつ)について専門的に健診を行っています。今回は、小学生・中学生の頃から症状が出始めることもあるあごの病気について、同 診療部長 佐藤毅先生から教えていただきます。

◆子供の頃から口が開かなくなる病気「咀嚼筋腱(そしゃくきんけん)・腱膜過形成症(けんまくかけいせいしょう)」とは?
笑ったり、あくびをした時など、あごが痛いな…、開きにくいな…と感じたことはありますか?
多くは顎関節症(がくかんせつしょう)という病気ですが、それ以外に、痛みを伴わない「咀嚼筋腱・腱膜過形成症」という病気があります。この病気は、咀しゃく筋の腱が異常に太く厚くなってしまいます。そのため、口を開けたときに筋肉は伸びますが、腱は伸びないので十分に口が開かなくなってしまいます。
小学生、中学生の頃から口の開き具合が十分ではなく、徐々に進行していくと考えられています。

町では学校健診で、2009年から2016年の8年間、町内の小学校と中学校の児童生徒、のべ7345名の顎関節および咀嚼筋の状態を調査しました。その結果、将来的に「咀嚼筋腱・腱膜過形成症」を発症する可能性がある予備群を含めた割合は1.8%(100人に1~2人)であることが明らかになりました。この病気は、決して珍しい病気ではないことが判明したのです。

「咀嚼筋腱・腱膜過形成症」の診断は、口が開きにくいという症状がある他の病気との鑑別が重要です。診断には問診・触診以外に、CT、超音波装置、MRIなどの画像検査が必要です。この病気を専門的に治療している施設は限られており、口が開きにくくて、筋肉やあごの痛みがない場合は、大学病院での精密検査が良いと思います。治療は外科的治療が最も有効です。

お子さんが、口があまり開けられないと感じている場合は、「咀嚼筋腱・腱膜過形成症」の可能性がありますので、一度かかりつけ歯科医にご相談ください。

問合せ:子育て相談窓口
【電話】0495-74-0205【FAX】0495-77-2117

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