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輝いてます ひと

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埼玉県蕨市

高校生バレエダンサー
遠山花菜(とおやまはな)さん

感情を伝える踊りを目指して

市内に開設されて約20年間で、多くのプロダンサーを輩出してきた関口(せきぐち)・吉川(よしかわ)バレエアカデミー。その指導者の関口武(せきぐちたけし)さん・吉川文子(よしかわあやこ)さんをして、「努力の天才」と称される若きバレリーナが蕨にいます。その名は遠山花菜さん(15歳)。現在は、イギリスのバレエ校に8日まで短期留学中で、蕨からプロを目指して飛躍しようとしています。
道端などで気づけば踊っていた遠山さんがバレエを始めたのは6歳のとき。メイクと華やかな衣装で輝く先輩が憧れでした。2年後には現スクールに入り、さまざまな技を習得する喜びから夢中になるなかで、より上達するためコンクールへの出場を決意。週6回の練習後に自主練習を課し、「ピルエット(片脚旋回)」の回転数を伸ばすなど、ときには涙を流しながらも着実に技術を磨いていきました。
激しい練習は足首、膝などの故障と隣り合わせのため、予防のストレッチは毎日1時間以上。しなやかな脚や体の美しいラインなど、繊細な動きの意識付けも行い、芸術性・表現力も高めていきました。その努力が結実したのが、昨年8月の「ヴィクトワールバレエコンペティション」です。遠山さんは、『眠れる森の美女』のオーロラ姫として、2分半でその気品を優雅に表現し、中学生の部1位と最優秀指導者賞を受賞。留学権も手に入れました。コロナ禍でその権利は失うものの、オーディションを通過し、今回の短期留学の権利を獲得。自ら海外への道を切り開きました。
「せりふのないバレエですが、どんな役でも自分の踊りで感情を伝え、お客さんに感動してもらいたいです」と力強く語る遠山さん。帰国後の次なる留学先はカナダ。異国で刻む美しいステップは、やがて大輪の花を咲かせるでしょう。

※「吉川」の「吉」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

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