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医療の現場から(14)~落ち着きのない子ども、どう育てたら良いの?~

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大分県中津市

エネルギーの余っている子どもは、ちょろちょろして落ち着きがないことが多いです。そのような子どもたちを上手に育てるいくつかの秘策をお伝えします。
落ち着きのない子どもは、他の人が気づかないところをよく見ています。そこで、困っている人を見つけたら助けてあげたいという気持ちがわいてくるのです。優しい子が多いでしょ。たくさんのおもちゃを次々にちょっとずつ手にとって遊ぶのは、全部と遊ばなければならないという使命感からです。
そのため、視界のなかから気が散るものは減らしましょう。そして、例えばお手伝いをしてもらってはどうでしょうか?一度にたくさんのことは耳に入りません。視線を合わせて、短い言葉で1つだけ伝えてください。十分にできなくても、ダメ出しせずに「ありがとう。」と伝えてあげてください。
苦手なことの克服にいきなり高い目標を与えるのでなく、日々、スモールステップアップで達成感を喜びあってください。少しでもできたことを誉めることが上手な子育てです。耳からの情報よりも目からの情報が入りやすいので、ご褒美にその子の好きなキャラクターのシールなどをノートに貼って、目で成果がわかるようにするのも良いでしょう。
苦手なことがある子は、逆に他の子どもよりも優れた能力を持っています。その能力が何かを探して、大成できるよう支えてください。ダメ出しの繰り返しで、優しかった子どもが、自尊心の低いひねくれた子どもにならないようにしてあげてください。

▼落ち着きのない子ども、どう育てたら良いの?
・気が散るものは減らす。
・視線を合わせて、短い言葉で1つだけ伝える。
・苦手なことの克服はスモールステップアップで達成感を喜びあえるように。
・耳からの情報よりも、目で成果がわかるような工夫を。
・苦手なことがある子は、他の子どもよりも優れた能力を持っている。その能力を探して、大成できるよう支える。
・ダメ出しの繰り返しで、優しかった子どもが、自尊心の低いひねくれた子どもにならないようにしてあげてください。

【執筆】
是松聖悟(これまつせいご)
(中津市民病院副院長)
平成29年3月まで国立大分大学で教授を務める。
・小児科指導医
・小児神経指導医
・アレルギー指導医
・医学博士
・感染症制御医師

問合せ:中津市民病院
【電話】22-2480

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