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杵築の至宝No.11『西明寺石造三重塔』〔山香地域〕

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大分県杵築市

杵築の至宝No.11『西明寺石造三重塔(さいみょうじせきぞうさんじゅうのとう)』〔山香地域〕

県指定年月日:1957年3月26日
≪建造物/県指定有形文化財/西明寺講中≫

天台宗辻小野(つじおの)山西明寺は、山香町内河野地区にある辻小野山の標高約260mの頂上付近に位置しています。六郷満山の本山末寺として中世期には、西明寺を中心に六僧坊(成前坊・観行坊・地鎮坊・普門坊・山ノ坊・奥ノ坊)が存在し、修験道(しゅげんどう)の行場(ぎょうば)として栄えましたが、大友宗麟(おおともそうりん)の焼き討ちにあい焼失したと伝えられています。
三重塔(高さ3.75m)は、基壇の四隅に結界を示す角塔婆を配置し、基礎は三重構造で第二重の南面に銘文が刻印されています。この銘文によれば覚仏(かくぶつ)の逆修(生前供養)のため、秦重吉(はたしげよし)と恵吽大徳(えうんだいとく)が勧進(資金集め)し、上阿(じょうあ)を中心に5人の時宗系僧侶の手によって貞和4年(1348)に造立されたことがわかっています。また、塔身部の第1層には各面に梵字が薬研彫りされ、第2層には蓮華座、第3層には月輪が浮き彫りされています。相輪部は九輪が折れ、請花と宝珠は欠落しています。境内には石造三重塔をはじめ、毘沙門天立像(びしゃもんてんりゅうぞう)や千手観音(せんじゅかんのん)などの仏教美術を中心とする文化財が現存し、往時の姿を今に伝えています。

問合せ:文化・スポーツ振興課文化財係
【電話】0978-62-5750

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