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市長室から Vol.53

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大分県杵築市

杵築市長 永松悟

◆評価高まる漢方薬
最近、臨床にあたる多くの医師が漢方薬に手応えを感じているといい、漢方薬の治療効果を示す研究や解析データも次々に発表されています。
中でも期待が大きいのは、がん医療と高齢者医療の分野です。がんでは、術後の合併症や抗がん剤の副作用の苦痛を和らげる、優しい効果が認められています。また、加齢とともに持病が増え、一人にたくさんの種類の薬が処方されますが、副作用が大変心配です。そこで漢方薬が選ばれています。少ない成分でも相互作用で効果を出し、副作用が発生しにくいからです。
超高齢社会の日本のキーワードは、「生涯現役人生」。これを体質改善や健康面、医療面から支えるのが漢方薬だと思います。

◆山香での生薬栽培
この漢方薬の原料となる生薬の栽培に杵築市で取り組もうと、3年半前から旧山香農高の圃場で、キキョウなどの実証栽培を続けています。先日、収穫したキキョウとミシマサイコが成分検査を受けましたが、おかげで両方とも見事に合格し、生薬として認められました。
また、(公財)東京生薬協会の先生に、栽培指導の他に薬用植物の基礎講座もお願いしたところ、受講生の多さと熱心さは、全国7か所の中で一番と褒めていただきました。
今後は生産体制の強化や加工品の開発はもちろん、市民の皆さんから活用アイデアをいただきながら、薬膳料理の普及、健康教育や食育とのコラボレーションなどにも取り組んでまいります。

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