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八尾歴史物語 五三巻

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大阪府八尾市

河内名所図会をあるく(6)〜聖徳太子のゆかりの地を訪ねて〜

飛鳥時代、聖徳太子(厩戸(うまやどの)皇子)は、百済から伝わったばかりの仏教を広めました。その没後、日本の仏教に大きな影響を与えた人物とし聖徳太子を信仰する、いわゆる太子信仰が盛行します。江戸時代の太子信仰を、江戸時代の観光ガイドブック『河内名所図会』(以下『図会』)からみてみることにしましょう。
図会には、聖徳太子ゆかりの「河内三太子」と呼ばれる太子町にある叡福寺(えいふくじ)(上の太子)、羽曳野市にある野中寺(やちゅうじ)(中の太子)、そして本市にある大聖勝軍寺(だいしょうしょうぐんじ)(下の太子)が紹介されています。太子堂3丁目にある、聖徳太子が物部守屋との戦いの後に建立したとされる大聖勝軍寺は、挿し絵つきで紹介されており、江戸時代の境内の様子がよく分かります。
境内中央には聖徳太子が戦いの時に身を隠したという、お寺のシンボルとなっている「神妙椋(しんみょうむく)の木(き)」が描かれています。境内正面に向かって左側の太子堂には、聖徳太子の遺髪が植えられたと伝わる植髪太子像(秘仏)の本尊があります。また、大阪府指定文化財になっている四天王像や如意輪観音像なども紹介されています。
お寺の門前を東西に通じる道沿いには、物部守屋との戦いに関係する史跡として「守屋池」(首洗池)や一本松が植えられた物部守屋の墓が描かれているほか、文中には守屋との戦いの様子が紹介されています。
令和3年(2021年)は、聖徳太子が没してから1400年を迎える年です。江戸時代の人々のように聖徳太子ゆかりの地を訪ねてみませんか。

問合せ:文化財課
【電話】924・8555【FAX】924・3995

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