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常盤湯の主人・大瀬国男さん(77)に聞く 大阪の銭湯いま昔

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大阪府大阪市北区 クリエイティブ・コモンズ

ここはもともと一帯の地主さんが持っていた銭湯で、父はしばらく借りて営業した後、昭和21年(1946年)に買い取り常盤湯として開業しました。私が子どもの頃、近所のおばあさんが「小さいころから通っている」と話していましたから、銭湯としての歴史は120年を越えているでしょう。
父は越中五箇山(富山県)の農家の三男坊で、口減らしのために大阪の銭湯に奉公に出ました。大阪の銭湯は石川県出身の人が多いんですが、富山出身者も同郷会があり、父もよく若い人の世話をしていました。元手のかからない豆腐屋から始めて、やがて銭湯を持つのが一つの出世コースでした。
お客さんが一番多かったのは大阪万博(1970年)前後でしょうか。多い日は1日に600人、700人。
銭湯はまちの情報が集まる場でもありました。いまは昔より静かになりましたが、コミュニケーションの場としての銭湯の価値は変わらないと思います。
うちの女湯にはベビーベッドが6人分あります。でも、赤ちゃん連れはあまり見なくなりました。風呂屋としては赤ちゃんも子どもさんも大歓迎。入浴のマナーを学ぶ社会勉強にもなりますよ。

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