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自治体の皆さまへ

交通事故はもうたくさん………贖(あがな)いの日々

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宮崎県三股町

■「命の尊さを忘れずに」(2) (全3回)
43歳 E・T

5カ月後、裁判が始まりました。それまで被害者や被害者ご遺族のことを考えると不安や恐怖でいっぱいでしたが、被害者ご遺族に謝罪の手紙、そしてご遺族のご自宅で直接お焼香、お参り、謝罪をすることができました。その際、被害者ご遺族は私の謝罪を聞いていただいたばかりでなく、今後の人生の事まで心配していただき、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
しかし、裁判の意見陳述では、故人との思い出とともに、私への憎しみが語られていました。「私はあなたを一生許しません。」という言葉を聴いた時は胸が苦しくなりました。
禁錮1年8月の判決を受け、私は受刑生活を送っています。事件直後からしばらくの間は、自分のことしか考えていませんでした。家族や知人達は自分のことをどう思っているのか、社会的地位を失ってしまい、今後の人生はどうなるのか、受刑生活が始まっても自分のことばがりを考え、亡くなられた被害者の方やご遺族のことをあまり考えなかったと思います。
そのような中で、市原刑務所で被害者のご遺族について考える機会があり、ようやくご遺族の心情を察することができるようになってきました。加害者はいつか刑期が終わり出所し、事件を起こす前と変わらずに生活することができます。

○贖いとは、罪を償うという意味。
ここに掲載してある手記は、交通事故を引き起こして刑務所で罪の償いをしている人たちの懺悔(ざんげ)の記録です。
一瞬の過ちによって、家族、恋人、友人など親しき人々から隔絶され、自ら犯した罪を反省している様子が文脈の端端から伝わってきます。
このような悲惨な事故を引き起こさないよう、心の戒めにしていただきたいと思います。
〔(一財)東京交通安全協会提供〕

■交通事故(人身)発生ワースト順位
・県内第17位/令和2年9月30日現在(全26市町村中)
※ワースト…悪い方からの順位

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