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自治体の皆さまへ

知事×若者町民が考えるこれからの“まちづくり”とは?(2)

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山形県三川町

▽若者の定着に向けて
企業代表 町野伸也(まちのしんや)さん
町野伸也さんは、建設会社の代表として業種のイメージ改善や、地域の若者と協力しながら地域活性化に取り組んでいます。

建設業は若者の関心が集まりにくかったり、職に就いても定着しなかったりという課題を抱えています。
若者の心をつかむため、SNSなどを活用して写真や動画によるプロモーション活動を行いながら、建設業のイメージアップに向けた取り組みに力を入れています。
その他の活動として、地域活性化のためにイベントなどを主催する団体を立ち上げ、昨年度は婚活イベントを開催しました。今年度は交流活動が難しい状況にあるので、町のPRキャラクター「みかわん」を起用した町の年間カレンダー作りを進めています。
また、将来的には庄内で主流のみそ味の芋煮を広める「庄内芋煮フェスティバル」を企画したいと考えています。

▽地元業者の雇用で地元定着へ
企業代表 榎木晴紀(えのきはるき)さん
榎木晴紀さんも建設会社の代表として、業種のイメージ改善に取り組んでいる一人です。

建設業は社会インフラの整備や維持補修など、地域にとって欠かせない産業だと思っています。
しかし、首都圏への一極集中の傾向が強く、地方においては高齢化による労働者の減少や技術の消失を実感しています。
若い人材の確保に向けて、若者から建設業に興味を持ってもらうため、建設業協会や教育機関などと連携して、職場体験などの就業促進活動や、学生と共同での清掃ボランティアなどに取り組んでいます。参加者から回答してもらったアンケートでは、良好な回答が得られ、活動の成果を感じているところです。
若者の「地元就職」と「地元定着」が人材流出の歯止めの一助となり、若い世代が地域を盛り上げていってくれたらと思っています。

▽持続可能な農業の仕組みをつくる
農業 齋藤学(さいとうまなぶ)さん
有機栽培(アイガモ農法)で水稲を栽培する齋藤学さんは、農業人口の減少を危惧しながらも、持続可能な農業のあり方を求めて農業に取り組んでいます。

三川は米の有機栽培が盛んであり、有機栽培が占める栽培面積や有機栽培に取り組む農家数の割合は県内でもトップクラスとなっています。
しかし、現在、町内で有機栽培に取り組む農家のほとんどが65歳以上の高齢者であり、現在と同規模の栽培面積、量を維持していくのは難しい状態となっています。
有機栽培は、手作業での除草に時間と労力がかかるという問題点があります。その問題を解決するため、機械除草機の導入や、AIを使った除草方法を取り入れ、労働力の向上に向けた検証を進めているところです。
実用化を目指し、栽培面積の維持と若手の労働力確保、そして農薬を使わない環境にやさしい農業を維持できたらと思っています。

▽外に目を向け発展を
農業 石栗聡(いしぐりそう)さん
農家の石栗聡さんは、農業の発展に向けた活動に率先して取り組んでいます。また、農村地域特有の「役回り」についての考えを述べました。

私は、長く農業を続けてきましたが、毎日ただ農業をしているだけでは発展が限定的になると思い、先進地への視察などを行っています。
新たに計画していた海外への視察はコロナ禍で足踏み状態となってしまいましたが、他の地域に目を向けることが自分の地域の発展にもつながると信じ、こうした活動には積極的に取り組みたいと思っています。
また、農協の青年部や生産組合などさまざまな「役」を務めていますが、こうした組織の役回りについて、公平な負担となるような仕組みづくりが必要と感じています。
前任者や経験者が後ろ盾をしながら、若者が持ち回りで「役」を務めることで、地域を共に支え合う仕組みを確立していきたいと思います。

▽地域の方々と共に子育てを
子育て支援センター支援員 町野聡美(まちのさとみ)さん
町野聡美さんは、子育て支援センターの支援員、そして4児の母として、地域での支え合いの必要性を感じながら子育てに取り組んでいます。

最近は、町外から三川に移り住む方々が多いと感じています。身近に頼れる人がいないという環境で子育てをしている人もいる中、子育て情報を共有できる場をつくろうと、3年前に子育てサークルを立ち上げました。地域の方々の協力を得ながら活動することもあり、良い交流の場になっています。
また、現在は7月にオープンしたテオトル内の子育て支援センターの支援員として、子育てに悩みを抱えている方々の肩の荷が少しでも下りるような環境づくりを目指し、仕事をしています。
支援センターの利用者が笑顔になるよう工夫しながら、皆さんの子育てのサポートを頑張っていきたいと思います。

▽学び合い、応援し合える環境を
自営業 菅原明香(すがわらさやか)さん
2児の母でもある菅原明香さんは、子育て中の女性が活躍できる居場所が必要と感じ、自らそのコミュニティづくりを実践しています。

子育てと仕事の両立のためには、仕事と家庭を切り離し過ぎない環境づくりが大切です。
例えば、私の周りのコミュニティでは、「仕事の面で自分が参加したいイベントや勉強会には子どもと一緒に参加する」、「親だけが子どもの面倒を見るわけではなく、参加者同士で子どもの面倒を見る」といった環境づくりを実践しています。
こうした環境で、大人が学び、行動する姿を子どもに見せることは、生涯を通して学びを深めることの楽しさ、大切さを子どもに伝えることにもつながります。
「子どもがいるから参加できない」ではなく、仕事の面でも子育て機能を取り入れたコミュニティを地域に広げていきたいと思っています。

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