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令和元年度決算(2)

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山形県朝日町

■町の台所事情(借金と貯金)
町も一般家庭と同様、大きな事業を行うときは国や民間の金融機関等からお金を借りています。また、将来の支出に向けた蓄えや寄付金を原資とした貯金もあります。両者の5年間の推移、令和元年度の状況をお知らせします。

○町債残高(町の借金)
前年度比1億円以上の増となりました。要因は学校エアコン整備事業や町道三中線・一本松線道路整備事業など、平成30年度分の事業が繰り越されたことにより、その分の町債も令和元年度の発行となったためです。

○積立金残高(町の貯金)
総額は前年度比約1億3,000万円の減となりました。町債の繰上償還を実施するため減債基金を5,700万円取り崩したほか、創遊館の空調設備改修などのため町有施設整備・管理基金が4,000万円減少しました。日本一りんごのふるさとづくり基金については、寄附金が大きく伸び、約4,500万円増えています。


※町債残高は決算統計より。積立金残高は奨学金の貸付金、特別会計分含む。

○積立金の状況(令和元年度) (単位:万円)

※端数処理の関係で合計額等が一致しない場合があります。

■財政指標で見る町の財政状況
町の財政状況は健全化判断比率をはじめとした様々な指標により客観的に分析することができます。こうした指標を過去3年間の推移や県内町村との比較で分析します。

○財政力指数(自前の収入でやりくりできるか)
他自治体と比較して、当町は必要な経費を自主財源で賄える割合が低いことがわかります。町民税や固定資産税等の町税収入が少ないことが主な要因です。
〔良くない〕


自治体経営に必要なお金を実際の収入で割った値(3カ年の平均値)で、数値が大きいほど余裕がある。

○経常収支比率(自由に使えるお金があるか)
4年連続で大幅上昇となりました。近年の大型事業で借りたお金の返済費用(公債費)の著しい伸びが主な要因です。
〔良くない〕


毎年度ある収入に対して、必ず行う支出の割合を示したもの。数値が低いほど柔軟に事業に対応できる。

○実質公債費比率(借金返済に窮していないか)
4年連続の上昇となったものの、良好な水準を維持しています。借金は増えているものの、返済費用の一部が地方交付税に算入される制度を有効活用しているためです。
〔良い〕


一般会計の公債費(借金返済費用)が重すぎないかを見る指標。3カ年の平均値で算定。数値が低いほど良好。

○将来負担比率(将来世代にツケを先延ばしにしていないか)
前年度に続き、比率はありません。借金等の将来負担額よりも貯金や将来地方交付税として算入が見込まれる金額の方が多いためです。
〔良い〕


一般会計の町債(借金)や、将来支払う可能性のある他会計負担金の程度を指標化したもの。数値が低いほど良好。

※健全化判断比率…実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標の総称。公営企業の経営健全度を表す資金不足比率とともに、毎年議会への報告と公表が義務付けられています。健全化判断比率のうち、実質赤字比率、連結実質赤字比率については県内すべての市町村で比率がありません。

■まとめと今後の取り組み
実質公債費比率、将来負担比率は健全段階を維持しているものの、近年の大型事業により町債(借金)残高が増えています。それに伴って公債費(借金返済費用)が増え、経常収支比率の著しい上昇につながっています。
今後も、創遊館をはじめとした公共施設の大規模改修等が見込まれます。その実施に当たっては、各種基金の有効活用等で町債発行を抑制しながら健全財政の維持に努めていきます。

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