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施政方針と予算(1)

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山形県飯豊町

◆施政方針

平成31年度 町長 後藤幸平

◇一隅(いちぐう)を照らす人
新年を迎えた1月3日の毎日新聞に、次のような記事が掲載されました。
「作家司馬遼太郎が、旅先の山口県萩市で出会った旅館の女性従業員のことをエッセーに書いている。お種さんという。世話焼きで、おにぎりの好きな客がいると聞けば握ってあげる。地元の人からも一目置かれ、身の上相談に乗っていた。お種さんは明るく謙虚だ。司馬は、比叡山を開いて天台宗を創始した伝教(でんきょう)大師(だいし)最澄の言葉を引用してこう記した。『伝教大師の、いかにもその篤とく実(じつ)な性格を偲(しの)ばせる言葉を、私は思い出す。一隅を照らす人こそ、国の宝だ。そんな人は、どこの町にもいる。』彼女のような人がいたからこそ、社会は輝いてきた」と、記述されています。
一隅を照らす人、それは、地域社会やまちむらのなかに、たしかな存在としておられます。山間の村を訪れる人々を迎える道端の花、水仙ロードづくりに汗を流す住民の皆さん。町内各地で地域を支える人たちの存在。
そして、2月3日に、町が主催した「自然エネルギーからの持続可能な地域づくりフォーラム」で上映した映画「おだやかな革命」に登場する人々とその活動などに感じることが出来るのです。農山村の営みのなか、こうした持続可能な「地域循環社会」の動きは、次の世代を展望する手がかりであり、「素もと」となる姿であります。
本町は、平成30年6月、全国29都市の「SDGs(エスディージーズ)未来都市」の一つに選定されました。
「SDGs」とは(※)、2015年9月の国際連合のサミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の略称です。国連加盟の193カ国全てが合意し、2030年までに達成すべき目標として掲げたもので、持続可能な世界を実現するための17のゴール(目標)と169のターゲット(達成基準)から構成されています。
昭和49年の町総合計画策定時から一貫して取り組んできた住民主体のまちづくり「手づくりのまちいいで」、この理念が世界の指針と重なります。これまで先人たちが築き、守り続けてきた成果は、ここに住む私たち一人ひとりの心に宿っています。キーワードは「持続可能なまちづくり」。課題が山積する困難な時代こそ、夢を抱き続け、孫へ、ひ孫へ、この美しい飯豊の地を継承していくため、これまでの歩みを止めることなく、平成31年度の施策を実施していきます。

※SDGsとはSustainableDevelopmentGoalsの略称です

「施政方針」と「主な事業の概要と予算額」は、町のホームページでご覧いただけます
検索:施政方針

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