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脇役なんて、言わせない ぎゅぎゅっとねぎ誕生物語(2)

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山梨県甲斐市 クリエイティブ・コモンズ

■甲斐のぎゅぎゅっとねぎ生産者 飯室智陽さん
荒れ果てた土地の未来を娘たちと想像するのが楽しいんです
耕作放棄地となった実家の土地がずっと気になっていました。子どもも成長してきて、「双葉の特産品」と言えるような野菜は作れないか、本気で作りたいと思える野菜は何か考えていたんです。そんな時です。平成29年、農業振興会の研修に参加し、白ネギ作りを始めていた原田さんに出会いました。懇親会で会話が弾み、白ネギを作ってみようと思ったんです。
白ネギ栽培は初めてです。土壌作りや肥料選びなど、困った時は原田さんやねぎ部会の皆さん耕作予定の実家の土地。市内の山々を一望できます。農作業をする飯室さんのそばでいつも子どもたちは遊んでいます。が助けてくれます。脇役って言われますけど、切ったネギをバターで焼いて、醤油を絡めるだけで美味しいんですよ。
今年は1反程の畑でしたが、来年は荒れ果てた実家の土地8反を、さらにネギ畑にしていく計画です。景色が素晴らしい場所。雑草だらけの土地が、将来、ネギで広がる壮大な大地に生まれ変わるんです。農業に興味を示し始めた長女や動物好きな次女たちと、この土地の未来を想像すると、なんだか胸が「ぎゅっ」と熱くなります。

■JA梨北双葉支店支店長 小野孝二さん
彼らと夢を実現するために一緒に取り組んでいきます
「おもしろい人が来たなあ」というのが第一印象なんです。
平成29年2月に、原田さんが支店に相談に訪れました。当時、私は双葉支店に異動してきたばかり。その頃、JA梨北は「指導や助言をしていく」という立ち位置から、「農家の皆さんの本気の声に耳を傾け、一緒につくり出していく」という考え方にシフトしてきた時期でもあり、彼の白ネギに対する思いに触れ、その情熱に私も引き込まれていきました。目標の設定から、ネーミングやロゴ、箱のサイズまで一緒に考えてきました。この白ネギには、彼らの情熱が詰まっています。
現在の生産量は、1日当たり3、000本程度。県内シェアは5%程で、目標とする70%を達成するためには、生産量や販路の拡大の他、さまざまな課題があります。
今後も、彼らと一緒に白ネギの可能性を考え、目標の達成に向けて取り組んでいきます。白ネギ作りに興味のある農家の皆さんがいましたら、JA梨北双葉支店にご相談ください。

■3人のこぼれ話を公開!
原田さん、飯室さん、小野さんの3人と「ぎゅぎゅっとねぎ」の未来を語り合った座談会も、ぜひご覧ください。

■はじめての収穫体験は大成功!!
11月8日、ねぎ部会のみなさんや小野支店長の念願でもあった「ぎゅぎゅっとねぎ収穫体験」が初めて開催されました。制限時間は15分。自分で白ネギを抜き、袋に詰め込んでいきます。体験には、事前予約をしたやる気満々の親子やご夫婦等が参加。会場は、新鮮なネギの香りに包まれ、抱えきれないほどのネギを手にしたみなさんの笑い声が響き渡りました。
当日は、泥付きネギの販売もしていましたが、祭り開始30分程度で売り切れになり、部会員のみなさんが慌てて白ネギを抜きに行くほどの大盛況。「こんなはずじゃなかった」と、嬉しい悲鳴や笑い声が聞こえてきました。

■売り切れ御免!
「甲斐のぎゅぎゅっとねぎ」を毎日出荷しているお店はこちらです。また、市内の一部スーパーでも取り扱いを始めました。

・JA梨北農産物直売所よってけし響が丘店(龍地2782‒3)
営業時間:午前9時~午後6時
定休日:毎週水曜日
【電話】0551-28-7885

・双葉農の駅(宇津谷1764)
営業時間:午前9時~午後6時
定休日:毎週火曜日
【電話】0551-20-0035

■免疫力アップ!冬のあったかネギレシピ市管理栄養士おすすめの美味しいレシピをご紹介。
甲斐市の特産品そろいぶみぎゅぎゅっとあったか芋煮汁

エネルギー157kcal、たんぱく質9.1g、脂質3.1g、食塩相当量1.7g/1人前

○材料4人分
ぎゅぎゅっとねぎ:1本
やはたいも:250g
甲州ワインビーフ:100g
大根:1/8本
にんじん:小1/2本
しめじ:1房
こんにゃく:1/2枚
水:1.5L

(※)調味料
みりん:大さじ1
砂糖:大さじ1
しょうゆ:大さじ1
味噌:小さじ2
和風だし:小さじ2

○作り方
1.野菜はすべてよく洗い、やはたいも、大根、にんじんは皮をむく。大根はいちょう切り、にんじんは半月切り、ねぎは斜め切り、しめじはほぐし、こんにゃくは短冊切りにする。
2.こんにゃくを熱湯で2分~3分茹で、あく抜きをする。やはたいもを下茹でする(吹きこぼれ注意)。
3.鍋に大根、にんじんを入れ、分量の水を入れて火が通るまで茹でる。火が通ったらこんにゃくとしめじとワインビーフを入れ、ひと煮立ちさせ、あくを取り、ねぎと下茹でしたやはたいもと(※)の調味料を加える。
4.全体によく火が通ったら器に盛り付けて完成。

○まだまだある!ぎゅぎゅっとねぎ主役レシピ
じっくり火を通すと、とにかく甘く、とろける食感がクセになる「甲斐のぎゅぎゅっとねぎ」。その他のおすす
めレシピは市ウェブサイトで。

○ずっと愛されるふるさとの味じゃんね
有泉孝子さん(宇津谷在住)
「昔から地元の野菜をたっぷり入れて、よく作ったもんさ。火を通すとネギがとろっと甘くなるって知ってるけ。風邪予防にもいいっていうし、温ったまるから、みんな食ってみろし。身体にいいもんばっかし入ってるから、いっぱい食べてずっと元気でいるじゃん。」

大好きな双葉の大地で青年がはじめた白ネギ作り詰め込んだのは美味しさだけではありません
その白ネギには青年の夢、仲間たちの希望地域を思う優しさそして、あふれるほどの未来が詰まっています
食べたらきっと浮かぶでしょう故郷の景色
ほっとする、あの人の横顔そう、この白ネギはやがて、あなたの「ふるさとの味」になるのです
双葉の土壌と太陽が旨味をぎゅぎゅっと詰め込みました
その名は「甲斐のぎゅぎゅっとねぎ」さあ、召し上がれ

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