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藤井洋さん リトアニアとの交流。女声合唱団「ベニ・ガウデーレ」公演企画者
リトアニアの美しい世界を、歌声に載せて。

この夏、欧州を代表する女声合唱団が、県図書館を皮切りに、全国7カ所で公演した。合唱団の名は「ベニ・ガウデーレ」。この合唱団の公演を企画したのは、蘇原在住の藤井洋さんだ。「喜び祝うために来た」の意味を持つ15人の女子学生は、合唱の国リトアニアの歌姫たち。ソ連の支配に歌で抵抗したと言われる同国の合唱団と岐阜との架け橋は、草の根交流を続けてきた藤井さんが築いた。
藤井さんとリトアニアとの交流のきっかけは、旧ソ連から独立回復宣言をした1990年。岐阜大学工学部教授として同国を訪れ、独立に向かう国の混乱で実験予算が確保できない窮状を目の当たりしたことだ。学問の停滞を心配した藤井さんは、退官までに3人の留学生を受け入れた。人付き合いを大切にする同国の「古き良き日本を思い起こす温かさ」が、交流を続けてこられた秘訣(ひけつ)だという。
きっかけは、学問での交流だったが、今回は、その留学生の1人が引率役で、娘が合唱団の一員という縁だ。今回迎える合唱団は、昨年欧州の合唱祭でグランプリに輝いた実力派で、公演では、叙情的な民謡や美しい風景をたたえる歌を選んだ。「中世のヨーロッパのよう」と言われるリトアニアの美しい世界を奏でる。
また、各地の公演では、地域の小・中学生や学生・社会人コーラスとの共演もあり、今後の草の根交流の広がりが期待できる。
迎えた県図書館公演の当日。会場は立ち見客が出る盛り上がり。彼女たちの美しく透明なハーモニーが会場を包み、聴衆はリトアニアの世界に酔いしれた。鳴り止まない拍手。会場を一望できる舞台袖には、藤井さんの姿が見えた。

FUJII Hiroshi
蘇原瑞穂町在住、78 歳。学生時代は、男声合唱部に所属するほど歌が好き。登山も趣味で、エネルギッシュ。

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