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《特集2》倉敷の老舗(2)

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岡山県倉敷市

■(株)小野祥楽堂(しょうらくどう)
《所在地》鶴形1-2-20
《創業年》大正8年(1919年)
《代表者》小野敏樹
《事業内容》
・創業時…紙問屋
・現在…紙商、紙製品販売

大正8年(1919年)、初代・小野嘉一が紙問屋として創業。戦後に小売を開始し、紙なら何でもそろう専門店「祥楽堂」として地域に根差し、愛されてきました。
現在、鶴形商店街にある敏樹さんが守る店舗には、珍しい友禅和紙をはじめとする各種和紙・千代紙・折り紙・御祝金封・絵手紙用品・季節を感じさせる和風小物など、豊富な紙製品がずらりと並び、店内は、紙という素材の持つ楽しさにあふれています。
和紙には、驚くほど豊富な種類・色・柄があり、見る人の創作意欲をかき立てる魅力があると、敏樹さんは話します。もっと多くの人に和紙の良さを知ってもらおうと、水引のアクセサリーなど和紙を使って作る小物や、ラッピングなどの手作りワークショップも随時開催しています(現在は休止中)。
ふらりと訪れた観光客などに、「楽しいお店ですね」と言われるのが、思いが伝わったと感じるうれしい瞬間だといいます。これからもお客さまに、良い紙製品と、紙に触れる楽しさを提案していきます。

■富田醤油(しょうゆ)(株)
《所在地》玉島道口2848
《創業年》大正8年(1919年)
《代表者》木村裕和
《事業内容》創業時・現在ともに、しょうゆ・みその製造

初代・木村清一郎が、浅口郡富田村(現在の玉島地区)で創業。当時は春に仕込み、約1年半の熟成を経て、しょうゆ本来のうま味・コク・風味を生み出していました。良い材料を使って、手間をかけて作るしょうゆは評判を呼び、近隣はもとより、関西・関東地方、台湾まで販路を拡大させました。
しかし平成3年(1991年)、敷地内に県道が開通することに伴い、やむを得ずしょうゆ蔵を倒すことになりました。裕和さんは存続について迷いましたが、富田醤油を残したい、良い食品を食卓に届けたいという思いから事業を受け継ぎました。そして、厳選した材料を使い、化学的な添加物をほぼ使用せず、さらに求めやすい価格でというこだわりを持って、しょうゆ・みそ・納豆・ひしお・こうじを製造しています。しょうゆは、熱処理などをしていない状態のものである生揚(きあげ)しょうゆを仕入れ、伝統の味に仕上げています。
これからも、家族の食卓が笑顔になるように願い、安全な食品を求めやすい価格で提供していきます。

■(株)丸五
《所在地》茶屋町1680-1
《創立年》大正8年(1919年)
《代表者》福田正彦
《事業内容》
・創立時…各種足袋製造販売
・現在…ゴム製履物、ゴム手袋およびゴム製自動車部品製造販売

座敷足袋を製造していた初代・藤木伊太郎が、人力車のタイヤを加工して縫い付けた「縫付式地下足袋」を考案し創業しました。社名には「真摯(しんし)な気性で円満で勢いよく、さらに世界の5大陸へ飛躍しよう」という願いが込められています。
昭和40年代にスポーツやカジュアル市場に進出。現在は、福田正彦さんのもと、地下足袋の他、安全スニーカー・作業用シューズ・長靴・手袋などを製造販売する安全作業用品メーカーとして、労働の現場を支えています。また、原点である地下足袋の機能をもう一度見直し、新しいスタイルの地下足袋をと、ファッション性の高い「足袋型シューズ」を開発。女性や健康に関心の高い層からの支持を得、素足感覚で楽に履けると好評を博しています。足袋型シューズは、倉敷の工場で一貫生産し、メイドイン倉敷の製品が復活するきっかけにもなりました。
今後も、他社の追随ではなく、自らがパイオニアとして、世の中に新しい価値を届けていきます。

問合せ:本庁商工課くらしき地域資源推進室
【電話】426-3406
ポータルサイト「くらしき地域資源ミュージアム」:https://www.kurashiki-shigen.jp/

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