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Pick up Event いのちは奪っても奪われてもいけないもの

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岩手県軽米町

犯罪被害の実態や命の大切さを伝える「いのちの尊さ、大切さ教室」が、11月26日に軽米中学校で行われました。この教室は岩手県警察本部などが主体となり、県内の各学校で実施しているもので、全校生徒や教員、希望した生徒保護者が聴講しました。
講師の大崎礼子さん(二戸市)は、21年前に発生した飲酒運転による交通事故で、娘の涼香(りょうか)さんが亡くなった日の状況や子どもたちの証言、被害者遺族として生きていくことになった家族の苦しみを話しました。
事故当時は、一緒に登校していた大崎さんの息子2人の「妹がだんだん動かなくなっていくのを見た」という証言は、生々しい事故の光景を物語っていました。また、大崎さん自身が「あのとき車で送り届けていればよかった」と後悔に苛まれるエピソードでは、時折目頭を押さえる聴講者も見られました。
講演の最後には大崎さんから「被害者遺族が少しでも普通の生活に戻るためには、そばにいてくれたり、話を聞いてもらったり、共感してもらったりといった、寄り添う気持ちが必要。被害者になったときに、どんな接し方をされたいか、どんなことはされたら嫌かを想像してみてほしい」と伝え、講演を締めくくりました。
講演後は生徒会長の内澤璃々(りり)さん(2年)から聴講者を代表して「私たちが今生きていることは、とても恵まれていることと感じた。大人になって車を運転するときは、絶対に被害者を出さないという意識をもって運転していく」と強い決意を述べました。

・当たり前の幸せを突然奪われ、命を落とした人達が幸せになれるようにとの思いから実施されている「生命(いのち)のメッセージ展」。パネルはその全長が亡くなった人の身長と同じ高さで作られており、写真や家族のメッセージが添えられています。涼香さんのものも含めた約160人のパネルが「メッセンジャー」として、命は奪っても奪われてもいけないものであることを伝えています。
・涼香さんが背負っていたランドセル。金具がちぎられており、引き起こされた事故の衝撃の強さを物語っています。

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