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島根県雲南市

■Vol.16「高尿酸血症」
これから年末年始にかけて、ごちそうを食べたり、お酒を飲んだりする機会が増えると思います。
今回は、そんな時期に増える生活習慣病の一つである「高尿酸血症」について紹介します。

1.尿酸ってなんですか?
「プリン体」という物質が体内で分解されてできる老廃物の一つです。「プリン体」は(1)食べ物から取り込むもの、(2)エネルギー代謝・新陳代謝により体内で作られるものがあります。
※詳細は広報紙20ページの図をご覧ください。

2.高尿酸血症とは、どんな状態ですか?
血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超える状態を高尿酸血症といいます。尿酸の産生が多くなったり腎臓からの排泄が減ったりすることから起こります。
尿酸値が高い状態では自覚症状はありませんが、放置すると尿酸が結晶となり関節にたまって痛風発作を起こしやすくなりますし、尿路結石や慢性腎臓病の原因にもなります。また肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病を合併していることがあります。

3.高尿酸血症を予防しましょう。
(1)適正体重を維持しましょう。肥満の人は肥満を解消しましょう。
適正体重は、身長(m)×身長(m)×22で求めます。肥満はBMI(体格指数)25以上の体重の場合で、該当する方は減量をお勧めします。
BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求めます。

(2)食生活に気を付けましょう。
プリン体は、ほぼ全ての食品に含まれています。肉類のレバー、青魚類、エビなどは、プリン体を特に多く含むので、よく食べる人は回数や量を減らして取り過ぎないようにしましょう。
またプリン体は水溶性で水に溶ける性質があります。食材を煮るとプリン体は煮汁の中に溶け出すので、例えば豚骨や煮干し等でだしをとったラーメンのスープは残すなど工夫しましょう。

(3)節酒しましょう。
「焼酎なら大丈夫」と考える方がいますが、アルコールの分解には大量のエネルギーが使われるため、プリン体を多く産生するとともに腎臓からの排泄を低下させてしまいます。休肝日を設けて、すべてのアルコール類を控えることが大切です。

(4)水分をしっかり摂りましょう。
脱水にならないように、1日2Lは水分(お茶や水)を摂りましょう。

(5)適度な運動をしましょう。
有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど)は、肥満解消の面からも大切です。1日30分程度、週3回以上を目安に行いましょう。激しい運動は逆に尿酸が増えてしまうので避けましょう。

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