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【ふるさと魅力発信】久万高原町教育委員会(上黒岩考古館)

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愛媛県久万高原町

■上黒岩岩陰遺跡におけるハタネズミ(Japanese grass vole in Kamikuroiwa Cave Site)

日本列島にネズミは古くから生息していることが知られています。ネズミ研究の上でも、上黒岩岩陰遺跡は一役かっていることから、今回、2016年に刊行された日本におけるネズミ研究の名著『日本のネズミ』(東京大学出版会)という本を紹介します。
現在、四国では絶滅したと言われる、茶褐色で尾の短い「ハタネズミ」というネズミがいます。『日本のネズミ』では、縄文時代草創期段階の上黒岩岩陰遺跡でハタネズミは確認できず、また、縄文時代早期の高知県側の佐川町穴岩の穴でも確認できないことから、縄文時代にはすでに四国では絶滅していたと考えられていました。
しかしながら、近年総合研究大学院大学の吉永亜紀子先生の研究で、上黒岩岩陰のネズミの中にハタネズミが存在することが明らかになってきました。上黒岩岩陰遺跡の研究成果で、日本におけるネズミの歴史の一端が明らかになる日も近そうです。(遠部)

□学芸員のつぶやき
上黒岩岩陰遺跡が登場する動物の本はたくさんありますが、ネズミに関する本にも登場するとは思っていませんでした。

問合せ:久万高原町教育委員会(上黒岩考古館)
【電話】21-0139

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