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WIND MANDALA 鈴鹿芳康 個展

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愛媛県今治市

■WIND MANDALA 鈴鹿芳康 個展
日時:3月7日(日)まで 9:00~17:00(月曜日は休館日)
場所:玉川近代美術館(玉川町大野甲86-4【電話・FAX】0898-55-2738)
観覧料:一般520円、学生260円

現在、玉川近代美術館では、京都芸術大学名誉教授の鈴鹿芳康さんが、世界各地の聖地をピンホールカメラで撮影した73作品を展示する個展「WIND MANDALA」が開催されています。
鈴鹿さんはこれまで四国霊場八十八か所を3度回り、第58番札所の仙遊寺との親交が縁で2019年2月から玉川町に移住されています。
1月17日(日)には、鈴鹿さん自身が会場内を案内しながら、作品制作に関わるエピソードなどを解説するアーティストトークが行われ、約20人の参加者は熱心に耳を傾けていました。
これまでに世界各地を巡り、約2千枚のピンホール写真を撮影した鈴鹿さんは「デジタルカメラと違い、現像して初めて仕上がりが分かるピンホール写真は、自分の意図を超えた思いもよらない結果が出てくることがある。撮れていても撮れていなくてもいい、易で言えば当たるも八卦当たらぬも八卦。そういう意味では偶然をすごく大事にしている」と言います。
愛用のピンホールカメラを手に旅するときは、決まって陰陽五行の方位に従い、吉方に向かって出発されるそうです。「自由な心で人々や風景に出会う旅は、一つ一つの偶然の積み重なりが数珠のように連なって、一期一会の縁を生む。それを作品で表現したい」と創作意欲が尽きない鈴鹿さん。
印刷する用紙も自然のものにこだわり、アワガミファクトリー(徳島県吉野川市)の手すき和紙を使用しています。
個展では、1988年に室戸岬で朝日を撮影した最初のピンホール作品「#0001」や、2004年アルル国際写真フェスティバルでディスカバリー賞を受賞した際の代表作品「#0003」、絶海の孤島という名にふさわしい南太平洋にぽつんと浮かぶイースター島で撮影した「#7012」など、厳選された作品が並びます。
時間と空間を同時に写し出す、夢の中のような幻想的でノスタルジックな世界。
この機会に、ぜひご覧ください。

▽ピンホール写真とは
レンズを使わず、針穴ほどの小さな穴からじっくり時間をかけて光を取り込み撮影する写真のことです。
柔らかなピントや歪んだ輪郭、周辺が暗く、ぼんやりした光など、独特の優しい表現が特徴。

◇鈴鹿 芳康(すずか よしやす)
1947年 神奈川県に生まれる
1966-1968年 多摩美術大学油絵科で学ぶ
1975年 フルブライト研究員奨学金を得てサンフランシスコ・アート・インスティテュート写真科留学
1991-2012年 京都造形芸術大学教授
2002-2007年 京都大学客員教授(学術情報メディアセンター)
2004-2012年 東京工芸大学客員教授
2019年 今治市玉川町に移住
現在 京都芸術大学名誉教授、ピンホール写真芸術学会名誉会長

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