令和3年7月1日から3日にかけて静岡県や神奈川県を中心に大雨が降りました。箱根市では72時間の雨量が800ミリを超え、熱海市では土砂災害が発生。翌8月には広い範囲で観測史上1位の降水量を更新する記録的な大雨が降り、各地で被害がありました。7・8月だけでも大勢の人が亡くなっています。
これから雨の日が多くなります。いつ起こるか分からない水害に、日ごろから十分に備えましょう。
河川の水かさは短時間で一気に増すことがあります。危険だから近づかないでね!
【災害から身を守るために!】
◆その1 日ごろからの備え
○避難場所や安全に避難するための経路を確認しておく
平成31年度に全戸配布した「新潟市総合ハザードマップ」で避難場所などを改めて確認し、家庭内で情報を共有しましょう
○備蓄品や非常持ち出し品を準備しておく
何を準備するかなど詳しくは市のホームページで
○地域の防災訓練に参加する
◆その2 災害が起こったら
▽正しい情報を入手する
災害が発生すると不安などからデマが発生し、近年はSNSを通じて瞬く間に拡散することがあります。正しい情報を入手することが大切です
・テレビやラジオを活用する
・市や県からの情報発信を活用する
にいがた防災メール
危機管理防災局ツイッター
県防災ナビ(スマートフォンアプリ)
◆その3 避難するときは
避難場所が安全でなければ避難する意味はありません。状況を確認し適切な場所へ避難してください
▽どこに避難すればいいの?
・避難所
・安全な親戚、知人宅
普段から相談しておきましょう。
・安全なホテル、旅館
・屋内安全確保
→避難せず自宅で身を守るには、以下の「3つの条件」の確保が必須です。
(1)ハザードマップで赤斜線が付いている区域(家屋倒壊等氾濫想定区域)の外に家がある
(2)2階など、浸水する深さよりも高い居室に避難できる
(3)水や食料が十分にあり、水が引くまで生活できる
●避難指示で必ず避難
●「避難行動要支援者支援制度」を活用してください
避難の際に支援が必要な人の名簿を作成し、地域での助け合いに役立てています。名簿への登録を希望する人は問い合わせてください。
登録の対象となる人:
・高齢者(75歳以上)のみの世帯の人
・要介護認定3以上の人
・身体障害者手帳1・2級、療育手帳Aを持っている人
・自ら避難することが困難で、避難の支援を希望する人
作成した名簿は、自治会や町内会、自主防災組織など地域の支援者、公的機関、民生委員などに提供されます。
問合せ:健康福祉課
【電話】372-6302
●避難準備チェックリスト
避難した際に最小限必要なものをリュックサックなどに入れた「非常持出品」を玄関の近くや寝室など、すぐに持ち出せる場所に備えておきましょう。
▽非常持出品を準備しよう!
(例)状況に応じて必要なものを選びましょう
常時必要なもの(眼鏡やコンタクトレンズ、おむつやミルクなど)や忘れがちな生理用品なども準備しましょう。また、内容を定期的に確認することも大切です。
ここに挙げたもの以外にも必要なものを家族で話し合い、準備しましょう。
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問合せ:地域総務課
【電話】372-6431
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