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〔特集〕障害等の有無に関わらず、平等に働く。ーソーシャルグッドロースターズ千代田ー(1)

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東京都千代田区 ホームページ利用規約等

■働く。皆で同じ目標に向かって
ここで働く皆さんには、“美味(おい)しい珈琲を提供する”という同じ目標があります。
そのためにお互いに支え合いながら、さまざまな業務に挑戦し、働く楽しさや嬉しさを感じながら成長しています。今号では、施設にお伺いして皆さんからお聞きしたお話をレポートさせていただきます。

区で初めての精神障害がある方のための就労継続支援B型施設、
ソーシャルグッドロースターズ千代田。珈琲豆の選別作業を中心とした就労訓練を通じて、働く喜びと自信をつけて、就労移行などの社会進出を支援しています。

■ソーシャルグッドロースターズ千代田
住所:神田錦町1-14-13
LANDPOOL KANDA TERRACE 2階
営業時間:10時~16時(日曜を除く)
【電話】6811-0895【HP】https://sgroasters.jp
・施設があるビルの外観。「小川町駅」「淡路町駅」「新御茶ノ水駅」から徒歩2分

福祉は人の生きる喜びを生み出し、美味(おい)しい珈琲は飲む人の気持ちを豊かにします。どちらも人が主役です。
味わい深い珈琲を作るために、神田錦町で出会える夢や希望をもって働く皆さんをご紹介します。

■一つひとつ丁寧に。私の得意分野の一つ。
この福祉施設では、珈琲(コーヒー)豆の選別作業を中心とした就労支援を行っています。焙(ばい)煎に使用するために、割れたり欠けたりした豆などが無いか、一粒一粒丁寧にチェックします。
「障害」と一言でいっても、能力や適性は人それぞれ。ここで働く利用者の方(以下、スタッフと記します。)で例えれば、発達障害を抱える方は一つひとつの豆に対話するように向き合って正確な仕分けを、味覚に鋭敏な方は焙煎した珈琲豆の香りを確認したりと、得意分野も活かしながら働いています。職員(以下、トレーナーと記します。)の皆さんも、「私たちにはない、集中力の高さや作業の迅速さがあります」と評価します。
「私たちにも泳ぐことや走ることが苦手な人がいるように、スタッフにも苦手なことは当然あります。それでも個性を尊重し、得意なことだけでなく、不得意なことも同じ目線で受け入れ、お互いが補い合うことで安心して働くことができるのです」と笑顔で話してくれました。

■いつの間にかできるようになっていた仕事。
もともと通っていた施設で、接客やコミュニケーションなどを学んでいた方もいれば、ここで初めて仕事をする方もいます。
さまざまなスタッフがいるなか、施設の開設当初は、仕事中の人間関係を円滑にすることも課題の一つだったそうです。しかし、そんな個性豊かなスタッフが多数参加し、トレーナーとともに何度もコミュニケーションをとりながらチームで作業を行うことにより、最初は戸惑っていたスタッフも徐々に仕事にも慣れ、信頼関係を築いていく。
だから、最初は自分にはできない、と思っていた仕事も、いつのまにか自信を持って取り組める。
「新しいことに挑戦できるのが楽しく、自分だけでなくほかのスタッフもお互いに成長を感じられることが嬉しい」そう話してくれたスタッフの言葉が、この施設の魅力を物語っているようでした。
いつかこの施設を卒業したら、知識と経験を活かして珈琲関連の仕事に就きたい、そう力強く話してくれたスタッフがいる一方で、福祉や清掃、事務などの仕事に興味を見出すスタッフもいます。
ここでの作業を通じて、自身の成長を感じるからこそ、次のステップへの挑戦、という新しい目標を持てるのだと感じました。

■障害の有無に関わらず、平等に働く。
「職場の雰囲気はとてもよいです。なぜなら、トレーナーの皆さんが平等に扱ってくれるから」。その言葉どおり、職場には皆が真剣に仕事に取り組みつつも、和やかな雰囲気があります。また、忙しいときもトレーナーがスタッフ一人ひとりに親身になって横で丁寧に仕事の説明に当たる姿には感銘を受けました。
笑顔で互いにコミュニケーションをとりながら仕事をする姿に、「障害の有無に関わらず、皆が平等に働く」という施設の理念を感じました。
(広報広聴課 市川)

・ハンドドリップ。売上は豆の仕入れ先を通して海外の豆の生産者や現地の学校、病院建設などの費用に。利益は利用者の工賃などにあてられる

▽区は、障害のある方の就労を支援、企業の障害者雇用を応援します。詳しくは区のHPをご覧いただくか、問合せ先へお問い合わせください。

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〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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