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バイオリンとともに成長。渋谷育ちの豊かな感性と才能。 1

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東京都渋谷区

注目を集める8歳のバイオリニスト。世界を魅了する音色を、渋谷から。

◆渋谷のラジオで出張インタビュー
小学校2年生で国際コンクール3連覇を達成し、注目を集めるバイオリニストの吉村妃鞠さん。渋谷を拠点に世界の舞台で活躍する次世代のスターにお話を伺いました。

バイオリニスト 吉村妃鞠(よしむらひまり)さん
「世界的に活躍できるバイオリニストになって、世界中の人たちに音楽を届けたいです。」

◇今日は演奏を特別に披露していただけると伺っています。早速ですが、演奏をお願いできますか?
吉村:はい。スペインの作曲家・サラサーテが作曲した『ツィゴイネルワイゼン』を2~3分に短くして演奏します。
♪『ツィゴイネルワイゼン』※演奏は渋谷のラジオ「渋谷の星」で放送

◇ありがとうございました!とても素晴らしい演奏ですね。妃鞠さんは現在8歳とのことですが、バイオリンはいつから始めたのですか?
吉村:3歳の頃です。あまり覚えていないのですが、お母さんが子どもの頃に使っていたバイオリンをおばあちゃんが家に持ってきてくれて、最初は、おもちゃみたいに遊びながら弾いていたみたいです。小さい頃から、お母さんがバイオリンを弾くのを見ていたので自然と興味を持ったんだと思います。

◇音楽家のご両親も驚くほど、バイオリンに夢中になっていったそうですね。バイオリンのどんなところに魅力を感じますか?
吉村:人の声に近い音とか、楽しい感じ、泣きたいような気持ち、いろいろな音が出せるところがとてもいいなって思います。

◇練習は1日に何時間くらいしていますか?
吉村:学校がある日は1日3時間くらいで、休みの日は頑張って5時間くらい練習しています。飛行機で移動する日以外は、ほとんど毎日バイオリンを弾いています。

◇複数の先生に習っているそうですね。
吉村:はい。レッスンをしてくださる先生は3人いて、外国に住む先生のお宅にも定期的に通っています。基本的に毎日の練習は、家でお母さんに見てもらっていて、先生が演奏している映像を一緒に見て確認したり、お母さんが朝の支度をしている時は一人で練習したりもします。

◇自分で毎日“練習リスト”を作って練習しているそうですね。練習が大変だなと思うことはありますか?
吉村:もちろんあります。コンサートやコンクールの前は本当に大変です。うまく弾けないところがあって、お母さんや先生に「ゆっくり練習しなさい」と言われて、何度もゆっくり練習していると嫌になって「もう飽きた~」ってなっちゃう時もあります(笑)。

◇それでも続けられるのは、きっと大変さよりも楽しさが勝るからでしょうね。演奏していて、どんな時が一番楽しいですか?
吉村:オーケストラと共演している時です。ピアノと一緒に演奏する時はあまり大きな音が出ないけれど、オーケストラは大勢の人たちが一緒に演奏するのでとても大きな音が鳴るんです。それがすごいなって思います。

◇現在演奏できる曲数と、好きな作曲家・曲について教えてください。
吉村:今演奏できるのは10曲くらいです。好きな作曲家はラフマニノフというロシアの作曲家です。好きな曲はベートーべンの『バイオリンソナタ第8番』で、今一番弾けるようになりたい曲は、オーストリアの作曲家・コルンゴルトの『バイオリン協奏曲』です。この曲はとても難しいんですけど、練習して早く弾けるようになりたいです。

◇バイオリンを演奏する時、どんなことを考えているのですか?
吉村:技術的なことも考えますが、曲に合わせていろいろイメージしています。例えば、さっき演奏したサラサーテの『ツィゴイネルワイゼン』は、本当は9分くらいあって、中間部はとても悲しい曲調になるんです。そこではシマウマの赤ちゃんがライオンに食べられちゃって、シマウマのお母さんがいなくなった赤ちゃんを探している…そういう、悲しくてどうにもならない感じをイメージして弾いています。パガニーニの『バイオリン協奏曲第1番』は、王子様とお姫様がお城に住んでいてファンファーレが鳴っている感じ、パガニーニの『ラ・カンパネラ』は、バレリーナが踊っていて、きれいな鐘の音が響いている感じをイメージしています。

◇すてきなイメージですね。妃鞠さんは4歳からコンクールに出場し、これまでに国内外37のコンクールで全て1位という素晴らしい成績を収めていますが、この結果をどう受け止めていますか?
吉村:コンクールではいつも(年齢的に)私が一番小さいのですが、それでも1位になれるのはとてもうれしいです。

◇コンクールに出場する時は、どんな気持ちで臨んでいますか?
吉村:もちろん1位を獲(と)りたいと思っています。舞台袖では少しだけ緊張するけど、舞台で演奏している時はとても楽しいし、夢中になって弾いているので緊張なんてしている暇はありません。

◇大舞台でも緊張しないのはすごいですね。コンサートやコンクールで、国内外のさまざまな場所に行かれていると思いますが、好きな会場はありますか?
吉村:一番好きなのは、イタリアのフェルモにある「アクイラ劇場」です。観客席が5階まであって、とてもすてきなホールです。日本だと、「サントリーホール」の大ホールが憧れです。まだ演奏したことがないので、早く演奏してみたいです。

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