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【特集:性の多様性】めぐちゃんめぐ蔵と一緒に考える~性の多様性ってなんだろう(1)

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東京都目黒区

※6色のレインボーフラッグは、多様性の象徴で、LGBT支持を示すシンボルです

■ありのままの自分で生きていける社会に
出生時の性別と自分の認識する性別が異なる、好きになる相手が異性ではないなど、性にはさまざまな姿があります。近年実施された調査では、約10%の人がLGBTに該当するという調査結果も出ており(出典:LGBT意識行動調査2019〔LGBT総合研究所〕)、自分の周りにいないのではなく、見えていないだけかもしれません。
区は、性の多様性を尊重し、誰もがその人らしく生きていくことのできる社会を実現するため、今年3月、これまでの条例に性の多様性尊重の理念を加え、男女が平等に共同参画し性の多様性を尊重する社会づくり条例として改正・施行しました。すべての人が性別などによって差別的な扱いを受けることのない社会づくりに向けて、自分にできることを考えてみませんか。

■LGBTの人たちが直面する困難
認定NPO法人ReBit(リビット)
教育事業部マネージャー
小川奈津己さん
LGBTの人たちが直面する困難を年代別にみると、幼少期は、体の性別に基づいて服やおもちゃを買い与えられるため、本当はそうではないものが欲しかったけれど、我慢せざるを得ないということがあります。
思春期になり、友人たちが恋愛に興味を持ち始める中、同性にひかれることや誰にもひかれないことを言えなかった、というのもよくある経験です。また、第二次性徴期に自分の体への違和感が増幅することもあります。制服のある学校の場合、望まない性別の服を着なければならない苦痛だけでなく、周囲から服の性別で認識されてしまうというストレスもあります。
就職活動では、履歴書等の性別欄、男女別のスーツなど、入り口でつまずいてしまうこともあります。就労してからも、心身の性別が一致していることや異性を愛することが前提の会話の中で、嘘をつかないといけない場面があったり、日常的に男女差別の激しい職場や「ホモネタ」「オカマネタ」が飛び交う職場で、安心して働くことができなかったりします。
大切なのは、身近にLGBTの人たちがいるかもしれないという意識と、正しい知識を持つことです。子どもの意見も尊重する、セクシュアリティをやゆする発言をしないなど、できることはたくさんあります。ぜひあなたもアライ(LGBTの理解者・支援者)になってください。

めぐちゃん:区内に両親と弟と暮らす小学3年生。祖父母と2世帯住宅に住む
めぐ蔵:めぐちゃんの祖父。めぐちゃんと遊ぶのが楽しみ

めぐちゃん:今日ね、学校でLGBTの話を聞いたの。おじいちゃん、LGBTって知ってる?
めぐ蔵:えるじーびーてぃー…聞いたことはあるが、よく分からないなぁ

■性の多様性
人の性を構成する要素として、以下の4つがあります。
性には、これらの4要素の掛け合わせによって、多様なあり方が存在しています。性的指向・性自認(SOGI※)を典型的なパターンに当てはめて勝手に判断することは、思わぬ形で人の心を傷付けることにつながります。多様な性があるということを理解しましょう。
※SOGI(ソジ・ソギ):性的指向(SexualOrientation)と性自認(GenderIdentity)の頭文字をとった言葉

性別(戸籍の性):身体的特徴を基にある程度客観的に判断されます
性的指向(好きになる性):恋愛や性愛の対象となる性別のこと
性自認(心の性):自分の性別をどのように認識しているか
性表現:服装や言葉遣いほか

■LGBTとは
次の4つの言葉の頭文字を取った言葉です。これらに当てはまる人を含む性的マイノリティ(性的少数者)を総称する言葉の一つとしても使われています。

◇レズビアン(Lesbian)
性自認が女性で、女性を好きになる人

◇ゲイ(Gay)
性自認が男性で、男性を好きになる人

◇バイセクシュアル(Bisexual)
異性と同性、どちらの性別も好きになる人

◇トランスジェンダー(Transgender)
出生時の性別と性自認が一致しない人(下図は、性別が女性で、性自認は男性の例)

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〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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