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特集 大田原市小中一貫教育〈2〉

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栃木県大田原市

大田原市の小中一貫教育の目指す「目標」はおなじですが、取り組みの「過程」は各学校区それぞれの小・中学校が話し合いを重ね、決定していきます。
今年度のモデル校である2校は次のように学習をしています。

■金田北中学校区
「豊かに学び 未来を拓き 社会に貢献する子ども」
ともに学び合いつながり合う学園づくり

学ぶ力 やり抜く力 つながる力 の育成

○学びづくり
・北翔学びのスタンダード作成
・ICTスキルカリキュラム作成
・NIE教育カリキュラム作成
・教科(算数・数学・英語)のカリキュラム作成

《memo》
ICT…コンピューターやインターネットなど「情報通信技術」(Information and Communication Technology)の略称。
NIE…学校教育で新聞を教材として利用する学習活動のこと。
「教育に新聞を」(Newspaper in Education)の略称。

○自分づくり
・9年間を通したキャリア教育推進
・キャリアプランニング能力育成カリキュラムの作成
・マイワーク・社会貢献活動
・体力向上対策

○連携づくり
・交流促進
・児童生徒指導対策
・特別支援教育推進
・保護者連携
・部活動連携

算数・英語は中学校の先生が小学校で児童に教える「乗り入れ授業」も行っています。

■「北翔学園学習スタイル」の推進
金田北中学校区(金田北中学校・市野沢小学校・羽田小学校)を総称して「北翔学園」としました。
小・中学校の職員が話し合いを重ね、授業と家庭学習をつなぐ「北翔学園学習スタイル」を推進しました。そして、学習カリキュラムの見直しをしました。算数・数学はつまずきやすいので、つながりを意識するために9年間の学習内容を整理しました。そうしたことで職員間でも新たな発見ができ、教え方に工夫を加えることもできました。その過程で、各学校の職員間の意思疎通もでき、3校が連携し協力できる体制が整いました。これにより、職員自身の指導力の向上にもつながりました。
また、学園の取り組みとして、中学生のテスト期間は小学生も合わせて家庭学習を充実させる「学力アップ週間」を設定し、学力向上を推進しました。
話し合いの中で、9年間という期間で子どもたちを教えていく重要性を認識できました。小中一貫教育はまだスタートラインに立ったばかりです。来年度、再来年度と教科・生活指導ともに工夫・改善をしていきたいです。そして、児童・生徒が過ごしやすい「北翔学園」になるよう職員一丸となって研究を続けていきたいと思っています。
○金田北中学校校長
森本(もりもと) 俊位(としのり)先生

中学生との交流や協力が多くなり、中学校の様子が分かり、役に立ちました。
中学生と活動することで、来年どのように学んだらいいのか迷っていましたが、自信がつきました。授業も中学生が優しく教えてくれたので分かりやすかったです。
いつか羽田小の友達とも協力して、金田北中を市内で一番あいさつができる中学校にしたいです。
○市野沢小学校 6年 平岡(ひらおか) 大和(やまと)さん

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