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シリーズ日本遺産⑤

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熊本県山鹿市

■米作り、二千年にわたる大地の記憶~菊池川流域「今昔『水稲』物語」

▼菊池川と菊池渓谷
○菊池川
阿蘇北外輪山から有明海へと西流する菊池川は、総延長71キロ、流域面積996平方キロメートルの一級河川です。高低差が少なく、特に山間部から菊池市隈府(わいふ)市街地に至るまでに高低差の大部分が消化されてしまうため、隈府市街地から玉名市の河口までの流れが、非常に緩やかになっています。
菊池川は、豊かで清らかな水と肥沃(ひよく)な土壌をもたらし、特に中流域の菊池から山鹿にかけて広がる「菊鹿(きくろく)盆地」や下流域の「玉名平野」は、古代から米の一大生産地となっています。
物流の大動脈としても県北地域に欠かせないものであり、水運を利用して中央や海外と米や物産の取り引きが盛んに行われてきました。

○菊池渓谷
菊池渓谷は、菊池川の源流の一部で菊池市街地から東へ約17キロ、阿蘇外輪山の北西部の標高500メートル~800メートルの間に位置し、約1193ヘクタールの広大な面積を誇ります。
阿蘇くじゅう国立公園の一角をなし、うっそうとした天然生広葉樹で覆われ、大小さまざまな瀬と渕と滝があります。変化に富む渓流と美しい森林がおりなす景色はまさに絶景。日本森林浴の森百選・日本名水百選・日本の滝百選などに選ばれ、西日本有数の景勝地として全国の写真家に人気の高い場所です。
夏でも平均水温は13度と低く、避暑地として最適で、毎年多くの観光客や地元の人たちが訪れます。夏だけではなく、春は新緑、秋には紅葉、冬は全山に霧氷(むひょう)の花が咲くなど、四季を通じて訪れる人々の心を和ませてくれます。

菊池川流域の人々は、菊池川を活用しながらも、自然と景観を守りつつ、菊池川に寄り添って生きてきました。二千年の米作りの歴史は、菊池川とともに生きてきた人々の歴史そのものです。
(担当:菊池市生涯学習課)

・菊池川 日本遺産で「検索」。

問い合わせ先:社会教育課
【電話】43-1651

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