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あつぎ郷土博物館連動企画 學藝員のススメ第14回

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神奈川県厚木市

博物館の学芸員が、あれこれを語り倒すコーナー。

■江戸時代後期にタイムスリップ 山岡裕子
9月に始まった特別展示「優しい旅びと・渡辺崋山(かざん)展」。皆さん、お越しいただけましたか?渡辺崋山は、田原藩(愛知県田原市)の武士で、画家としても名をはせました。その崋山が江戸時代後期の厚木を描いた「厚木六勝」は、前回このコーナーで語り倒しましたよね。
今回紹介するのは、「千山万水図(せんざんばんすいず)」です。国指定重要文化財として田原市博物館に所蔵され、崋山後期の代表作といわれています。さて、この絵画ですが、実は謎が多く議論の対象となっている作品なんです。外国船がたびたび来航し脅威を感じていた江戸時代の後期に描かれたため、海防の思想を描いたとされる説、中国風山水画に実際の風景を入れて描いたとする説、憧れていた西洋を描いた説など、多くの学説が存在します。
特別展示では、「千山万水図」を高精細で複製した作品を展示しています。皆さんには、この絵がどのように見えるでしょうか。同時代に描かれた「厚木六勝」などと一緒に眺めていると、何だか江戸時代後期にタイムスリップしたような気分を味わえますよ。
特別展示は11月8日まで。詳しくは市HPに掲載

問合せ:あつぎ郷土博物館
【電話】225-2515

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