文字サイズ
自治体の皆さまへ

こんにちは保健師です

5/22

福岡県水巻町

■データヘルス計画中間評価報告
わが国は世界トップレベルの長寿社会となり、令和元年度の水巻町の「平均寿命」は男性80.8歳、女性87.1歳となりました。しかし、一方で健康を維持し、自立した生活を送る期間「健康寿命」は男性78.3歳、女性81.1歳であり、平均寿命と健康寿命の差が男性で約3年、女性で約6年と長期間であることが課題になっています。
保健事業実施計画は、健康・医療情報を活用してPDCAサイクルに沿った効果的な保健事業の実施をはかるための計画です。健康寿命を延ばし、医療費の適正化を目的としています。第2期は平成30年度から令和5年度までの6年計画になっており、令和2年度に中間評価を行い、計画を見直しました。

■中間評価・結果
▼改善した点
▽特定健診受診率・特定保健指導実施率の改善
平成28年度の特定健診受診率は32・7%でしたが、令和元年度は41・1%と向上しました。特定保健指導実施率は、平成28年度の50・7%から67・5%に向上しています。

▼横ばい・悪化した点
▽高血糖・高血圧の割合の増加
特定健診受診者のうち、糖尿病の診断項目の高血糖の人や高血圧の人が多い状況です。特定健診受診者における高血糖の人の割合は福岡県内で3位、高血圧は7位と県内でも上位を占めています。平成28年度と比較するとHbA1cが6・5%以上の人の割合が増加し、高血圧についても血圧160/100以上の人の割合は横ばいの状況でした。またそのうち治療につながっていない人も多く、高血圧は約7割が未治療のままとなっています。

▽医療費の増加
町の医療費全体のうち脳血管疾患や虚血性心疾患、人工透析にかかる医療費の割合が高い状況です。特に脳血管疾患は高額の状態が続いています。これらは高血圧や糖尿病などの生活習慣病が重症化していることが考えられます。

▼新たな課題
期高齢者の約93%が医療機関を受診していますが、後期高齢者健康診査の受診率は令和元年度で7%と低い状況です。高血圧や糖尿病などの生活習慣病の多くは、コントロール不良となり、重症化すると脳血管疾患や認知症といった要介護状態を引き起こす原因となります。現在治療中であっても、1年に1回定期的に健康診査を受けて、糖尿病や高血圧などの重症化を予防していくことが大切です。

▼今後の目標
・特定健診受診率・特定保健指導実施率の向上
・高血圧や高血糖、脂質異常症の予備群、該当者を減らし、未治療者を減らす
・虚血性心疾患や脳血管疾患、透析患者の新規患者の割合を減らす
・入院医療費・高額になる疾病の医療費の割合を減らす

健康寿命を延ばすために定期的に健康診査を受診し、自分の体の状態を知ることが大切です。現在新型コロナ感染症の影響による健康診査の受診控えで生活習慣病の重症化が懸念されています。健康診査は不要不急の外出には当たりませんので、早めに受診をしてください。
町のホームページに計画書と概要版を載せていますので確認してください。

■用語説明 HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
糖尿病の診断項目の1つで、過去2か月間の血糖値の平均を表したもの。

問い合わせ:いきいきほーる健康課
【電話】202局3212番

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU