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自治体の皆さまへ

特集 新しい日常に慣れる―社会を支える現場に目を向けて―(1)

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福島県伊達市

新型コロナウイルスの不安が拭えない中、私たちの日常を支える現場では、感染症対策を組み込んだ新しい日常が始まっている。私たちは生活様式の変化をどう受け止めればいいのか。施設や企業の取り組みを見ながら考える。

■買う 食べる
買い物では、レジ待ちのソーシャルディスタンスや飛沫感染防止シートなどが日常の光景になりつつあります。
食事では「対面を避ける」席の配置など、各店舗が新しい生活様式に基づいて感染症予防に取り組んでいます。

◆道の駅伊達の郷りょうぜん
道の駅伊達の郷りょうぜん駅長
三浦 真也(みうら しんや)さん

◇できる対策を尽くして
道の駅では6月1日から通常営業に戻りました。お客さまにはマスクの着用と消毒をお願いしています。商品の納品で農家さんや事業者さんなど多くの人が出入りします。バックヤードを含め12カ所に消毒液を置いています。玄関や窓を開けて換気し、飛沫防止のシートや空間の除菌など、考えられる対策は全て実施しています。
レストランには特に気をつかいます。2人掛けを1人掛け席に変更し、対面で座れる席には透明の仕切りを設けました。席数をもとの60席から30席に減らし、お客さま同士が密にならない距離を確保しました。セルフサービスだった箸やスプーンは撤去し、使い捨てのものに変えました。余分に経費はかかりますが、来場者と従業員の安心には変えられません。

◇新しい日常と道の駅の役割
緊急事態宣言前から感染症対策に取り組んできたので、日常になりつつあります。道の駅が閉まると農家さんや事業者さんの販売の場がなくなってしまいます。地域における道の駅の役割を果たし、伊達市の玄関口から感染が広がることがないように、対策を続けていきます。

◇買い物するときは
・マスクと消毒をする
・展示品には触れない
・少人数で空いた時間に

◇食事するときは
・おしゃべりは控えめに
・大皿を避ける
・お酌や回し飲みは避ける

■遊ぶ
緊急事態宣言が解除され、公共施設などでは新たな対策を加えながら施設を再開しました。多くの人が利用する施設では、利用者の安全を守るために、検温や消毒が徹底されています。

◆スマイルパークほばら
スマイルパークほばら施設長
大橋 秀助(おおはし しゅうすけ)さん

◇新対策と以前からの対策
屋内遊び場は入場制限や時間短縮をしながらの再開になりました。新たに入館者の住所確認と検温、手指の消毒をお願いすることになりました。屋内遊び場では、毎日開館前に1時間半かけて遊具の消毒と清掃をし、開放時間の合間にも消毒をします。消毒は新型コロナウイルスが流行する前から取り組んできたことなので、職員も慣れています。消毒の頻度が上がるだけだと受け止めています。

◇思い切り遊んでほしい
伊達市では感染者が出ていませんが、油断はできませんので、当面の間は、検温などの対策をそのまま続けます。利用者には、思いきり遊んで、自粛でたまったストレスを発散して、少しでも早く日常を取り戻してほしいと思っています。

◇遊ぶ・運動するときは
・空いている時間・場所を選ぶ
・すれ違うときにも距離をとる
・狭い部屋に長居しない
・少人数で遊ぶ・運動する
・体調が悪いときは休む

■働く
テレワークや時差出勤、オンライン会議など、少し前まで聞き慣れなかった言葉がさまざまな職場で飛び交っています。感染症対策を取りながら、時代の流れに合わせた新しい仕事の形を模索しています。

◆アサヒ電子株式会社
アサヒ電子株式会社代表取締役社長
菅野 寿夫(かんの としお)さん

◇製造業は出勤不可避
車載部品のユニット基板を作る弊社では、テレワークができないので、社内で感染が広がらないよう対策しています。休憩は部門ごとに時間や場所を区切り、互いに密にならない体制をとり、休憩中も同じ方向を向くようにしています。
取引先のほとんどが県外なのでウェブで打ち合わせをしています。元々第二工場とウェブ会議をしていたのでノウハウが生きました。

◇ウィズコロナのものづくり
取引先に製品が届くまでには部品メーカーなど大勢が関わります。一連の中で一人も感染者が出ないよう連携しています。いかに生産ラインを保つかということは、いかにコロナと付き合うかということです。会社の運用を少しずつ変えなくてはなりません。
雇用を守り、地元で認められる企業になることが目標です。車販売不振の影響はありますが、時代に合わせて多様性を取り込み、伊達でものづくりを続けたいと考えています。

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