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歴まちさんぽ~千年の歴史を未来へ~Vol.55

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福島県国見町

国見町は、千年以上育まれてきた国見の歴史・伝統・文化をこれから百年後に伝えていくため、これらを生かした「歴史まちづくり」を進めています。このコーナーでは町や地域が行っている取り組みについて、毎月お伝えしています。

■明治天皇の東北巡幸(じゅんこう)と休憩所『樋口屋』~歴史の伝承、地域の誇りを後世へ~
▽明治天皇が国見町を巡幸されたことを皆さんご存じですか?
明治期、明治天皇は全国各地の巡幸を行いました。巡幸とは、地方を巡ることで一行を迎える地方の基盤を整えることや国家のシンボルとしての明治天皇像を、広く民衆に浸透させることなどが目的だと考えられています。
明治9年と14年に東北巡幸が実施され、当時の藤田村で旅籠屋(はたごや)(現在の旅館業)を営んでいたと伝えられている『樋口屋』を二度も訪れました。

▽樋口屋11代目の樋口久彌さんに聞く――
若い頃に父親から、昔、うちには明治天皇が来て、食事をして休んでいったという話を何度も聞かされました。当時の私はその自慢話に反発もしましたが、父が亡くなり、私も高齢になった今、ご先祖の名誉なことであり、後世にしっかり伝えないといけないと感じるようになりました。

▽町の歴史を後世へ伝える
歴史は伝えていかなければ、いつか途絶えてしまいます。
ご先祖や地域の歴史を調べてみると、新たな発見があるかもしれません。このような地域に残る歴史や歴史的な文化資源は地域に対する誇りにもつながります。
国見町においても阿津賀志山防塁をはじめとする、さまざまな歴史遺産が存在しており、歴史を活かしたまちづくりを進めています。伝統文化や祭礼は、後継者や担い手が少ないなど厳しい状況もありますが、町独自の歴史や祭礼など今あるものを改めて見つめなおし、誇りをもって後世へ伝えていきましょう。

■「図書館の本」があつかし歴史館で読めます
子ども議会で「歴史館に図書館の機能が欲しい」との提案があり、国見町図書館とあつかし歴史館でどうすれば実現できるか検討を続け、図書館の本を定期的に入れ替え歴史館に置くことにしました。
歴史館内で、読書や学習などに利用できますので、ぜひ活用ください。読みたい本のリクエストがあれば、歴史館のスタッフに相談してください。

▽国見町文化財センター「あつかし歴史館」
時間:午前9時から午後4時30分まで
休館日:毎週月曜日

■募集中~あつかし歴史館町民講座~菊池利雄先生の研究・資料を読む会
今年度の講座も残り3回です。ぜひご参加ください。
(1)午前10時~11時30分
(2)午後1時30分~3時
※内容は2回とも同じです
・1月19日(水)「地形に学ぶ奥州合戦大木戸の戦い」
・2月16日(水)「奥州街道貝田宿」
・3月23日(水)「伊達政宗に従って仙台藩領に移った家臣団」
定員:各回15名程度
※電話予約制
申込み:あつかし歴史館
【電話】585-4520

問合せ:
企画調整課地域振興係【電話】585-2967
あつかし歴史館【電話】585-4520

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