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【特集】食を支える生産者への道

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茨城県かすみがうら市

■新規就農者×Interview

私たちの食に欠かせない農産物は、生産者の手で大切に育てられています。生産者の方々には、就農開始から、栽培の苦労、喜びなど、さまざまなドラマがあります。その物語を、市内で就農した2人に伺いました。

○しばた梨園
柴田耕太(しばたこうた)さん(38歳・下稲吉)
[就農年数]2年9カ月(令和元年12月開始)
[主な栽培物]梨(幸水(こうすい)他4品種)
配属により北海道から茨城県に移住し、機械メーカーで設計担当をしていたという柴田さん。
市の「第三者継承促進事業」を活用して、市内の農家のもとで1年半研修し、農業を始めました。

[Q]就農のきっかけは?
[A]人に喜ばれる仕事がしたいと思う中、万人が喜びを感じることといえば「食べること」だと思いました。果物は子どもから大人まで愛されていますし、何より自分も梨が好きなんです。また、モノ作りが好きなこともあり、農家になりました。

[Q]農業をして感じたことは?
[A]農地を探す際、賃借条件などのマッチングが難しいと感じました。実際に農業を始めると、毎年異なった気象条件のため、肥料や農薬の効果が単純に比較できず、翌年も継続すべきか悩むことが多いです。

[Q]農業の魅力は?
[A]農業自体は大昔からある仕事なのに、「これが正解」という方法がなく、まだ発展の余地があるところが魅力です。また、直売所に毎年来てくれるお客さんがいることが嬉しいです。先輩農家さんも長年の経験からアドバイスをくれて、皆さんに支えられていると感じています。

[Q]今後の抱負は?
[A]経営面積を増やして、補助金を受けずに自立した営農をしたいです。また、自分の作った梨を「食べたい」というお客さんを増やすために、梨一つ一つのクオリティを上げることを目指しています。

[Q]農家を目指す方へひとこと
[A]かすみがうら市の先輩農家さんは温かくて、何度も助けられました。困ったときに相談に乗ってくれて、日頃から情報交換ができる先輩農家さんを見つけることが、新規就農者にとって一番大事なことだと思います。

○ストロベリーファームちかむね農園
佐賀史宗(さがちかむね)さん(23歳・牛渡)
[就農年数]1年3カ月(令和3年6月開始)
[主な栽培物]いちご(やよいひめ)
北海道の大学に在学中、コロナ禍の影響を受け、リモート授業となったことから、早々に地元での就農に向けて動いていた佐賀さん。
市外の農家のもとで2年間研修し、大学4年生で農業を始めました。

[Q]就農のきっかけは?
[A]大学3年生で就職活動が始まった時に、就農の道を選びました。地元で何かやりたいと考えていて、元々、畑仕事がしたいと思っていたこともあり、地元である牛渡でいちご農家になる道を選びました。

[Q]農業をして感じたことは?
[A]虫や病気など、農作物へのダメージが心配です。いちごは他の農作物に比べると柔らかいため、丁寧な取り扱いが必要となります。A級品を作り上げることは難しいです。毎日、農作業をしていて、丸1日休みを取る日はありませんね。

[Q]農業の魅力は?
[A]自分の作ったいちごを買って食べてくれた方から、「おいしい!」という声が聞けたときは、嬉しくなりました。
また、自分でやることを決めて実行したり、時間を自由に使えることも、農業の魅力だと思います。

[Q]今後の抱負は?
[A]自分なりのいちごの栽培方法を確立して、確実においしいいちごを作れるようになりたいです。
また、今年は生産量を増やし、ふるさと納税の返礼品にも出品しました。全国に向けて、かすみがうら市のいちごの魅力を伝えたいです。

[Q]農家を目指す方へひとこと
[A]就農2年目ということもあり、まだ模索中ではありますが、まずは焦らないことですね。おいしい農作物を作るために、一歩一歩、確実に進めていくことが大切です。

■就農までの道すじ
就農までは、大きく次のような流れになります。段階を踏んで、検討や準備を行っていきます。

■農業は決して楽な仕事ではありません
[就農を考える際に、再確認しましょう]
・農業の特異性を知っていますか
自然が相手、体が資本、先行投資型、地域に根差した職業です。
・家族の理解を得ていますか
ライフプランを立てておきましょう。家族がいちばんの応援団です。
・自己資金はありますか
自己資金がない、助成金をあてにしての就農は、大きなリスクを伴います。
・農業は一人でできると考えていませんか
仕事と生活が密着しています。地域住民との積極的なコミュニケーションが大切です。

■情報収集をしましょう 茨城就農コンシェル
就農相談会などのイベントや県内農業法人の就農支援制度など、さまざまな情報を提供しているポータルサイトです。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

■まずはご相談ください 就農相談
市では、農業を始めたい人を応援しています。就農準備や支援制度など、まずはご相談ください。

問合せ:農林水産課(霞ヶ浦庁舎)

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