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茨城県筑西市

【犬猫殺処分ゼロを目指して】
犬・猫の里親募集のお手伝い命を救う活動を続ける「ももっ子クラブ」

茨城県は犬猫殺処分数が過去10年以上もワースト3位以内でしたが、平成28年に「茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例」が制定され、この取り組みによって、平成29年度は殺処分数が前年度比68・9%減の713匹、順位もワースト7位になり、改善がみられました。

■荒(すさ)んでいた心を癒(いや)してくれた犬猫のために
犬猫殺処分をゼロにするために、犬や猫の里親探しのボランティアを行っている「ももっ子クラブ」の吉田(よしだ)純子(じゅんこ)さんに話を伺いました。
吉田さんがこの活動をするようになったきっかけは、自身が大病を患い気持ちが荒んでいた時に、動物たちと触れあい癒された経験があったからだそうです。その恩返しをしたいという思いから、別の動物愛護団体の活動を経て、一人で「ももっ子クラブ」を立ち上げました。

活動を始めた平成29年からこれまでに犬15頭、猫21匹の里親を仲介してきました。市報に掲載された「里親募集」の記事を見て、「子犬(猫)が産まれたので里親探しを手伝ってほしい」、「犬や猫を飼いたいから譲ってほしい」と電話での問い合わせがあると、それをうまくマッチングさせます。自分の目で犬や猫の健康状態を確認し、里親さんにも不妊・去勢手術、ワクチン接種など、飼育環境を整えて飼うことを条件に譲渡の橋渡しをしています。

今回の取材では、今年1月1日に生まれた6匹の子犬のうち、4匹の里親さんたちが集まってくれました。どの犬も里親さんに愛され、大切に飼われている様子で、吉田さんは仲介するだけでなくその後のケアにも心を向けている様子が伺えました。

■最期まで責任ある飼い方を
この活動をしていると、飼い主の都合で「飼えなくなったから」と里親探しを依頼されることがあるそうです。そんな時、「自分の子どもも同じように捨てられますか」と尋ねると、大抵の飼い主は考えを改めてくれます。飼い主の都合で動物指導センターに持ち込まれた犬猫の譲渡は難しく、殺処分される確率が高いのです。

人間も動物も命の重さに変わりはないはずなのに、動物の命が軽んじられていることに悲しみと憤(いきどお)りを感じるそうです。その意識を変えて、「家族の一員として最期まで大切に飼って欲しい」とこれからも訴えていきたいと吉田さんは語ってくれました。

■犬や猫たちと共に幸せに暮らせる社会に
殺処分ゼロを目指して私たちが出来ることは、飼い主は
(1)捨てない
(2)迷子にしない
(3)不妊・去勢手術をする
(4)しつけを怠らない
ことです。これから飼おうとする人は、きちんと飼えるかどうかを確認して、ペットショップだけでなく、動物指導センターに収容されている犬猫を引き取る方法も選んで欲しいと感じました。

吉田さん(前列左端)と里親のみなさん。「ももっ子クラブ」という名前は、吉田さんの愛犬ももちゃんからいただいたそうです。

問合せ:ももっ子クラブ 吉田
【電話】090-3133-4906
※転居のため、クラブの活動は今年9月で一時休止

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市民記者:大泊(おおどまり)知子(ともこ)さん(黒子)
「地域住民と飼い主のいない猫との共生を目指す“地域猫活動”にも目を向けていきたいです。」

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