文字サイズ
自治体の皆さまへ

長崎県立大学 シーボルト校研究紹介Vol.19

9/44

長崎県長与町

長与町に立地する長崎県立大学シーボルト校。
すぐ近くの大学でどのような研究が行われているかをシリーズで紹介していきます。

■グローバル化する社会におけるメディア文化研究
国際社会学部 国際社会学科
吉光 正絵

インターネットやソーシャルメディア、スマートフォンなどの普及は、世界中のメディア文化を手軽に楽しむことを可能にしました。現代では、好きなメディア作品の感動や自分なりのライフスタイルを発信し、世界中の人々と共有することが可能になっています。
私自身は、現代の女性たちがメディア作品や文化商品を利用して個性的で新しい遊びや楽しみを作り出し、国や地域を越えたネットワークを作り上げていることに関心を持ち、研究活動を行ってきました。これまでの代表的な成果としては日本の〈カワイイ〉文化、J-POPやK-POPといったポピュラー音楽を好む女性たちのファン文化に関する研究があります。これらが多様な国や地域に住む若者たちの間で共有され相互に影響を与えあっていることを、社会調査の手法を用いて明らかにしてきました。
私の研究室のテーマは、「メディア文化研究」です。2年次の「基礎演習」では、メディア文化研究の必読書をもとにドラマや映画、音楽やファッションといったメディア作品や文化商品に関する研究視点を学びます。そして、そこから得た視点をもとに学生それぞれが興味を持っている対象について研究発表を行い議論します。
3年次の「専門演習」では、学生ごとの問題関心に基づいて社会調査を行い、収集したデータを分析します。集大成として4年次に「卒業論文」を執筆します。3年次や4年次には交換留学やインターンシップ、交流事業や研究活動などでアメリカやカナダ、タイ、韓国、中国などに滞在する学生もいます。そこで獲得した語学力や経験を生かして海外と日本との比較研究を行う場合もあります。このように、私の研究室では、グローバル化する社会におけるメディア文化を研究することで、自分自身の興味関心や楽しさを大事にしつつも現実社会を冷静に分析し、社会貢献できる力を身につけるべく努めています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU