例年、9月から10月にかけて村内で熊の出没が増加します。中には住宅付近の栗などの果樹に登ったり、畑や田を荒らされる被害が出ており、早朝や夕方は熊に遭遇する可能性が高くなります。村民の皆様は、次の点に充分注意して被害に遭わないようにしましょう。
1 夏から秋は熊にとって山の餌が不足する季節で、畑など人家付近に近づくことが多くなり、夕方から朝方にかけての薄暗い時間帯での活動が活発になります。
特に朝夕の薄暗い時間帯のほか、日中においても農作業や森林内に入る場合、見通しの悪い藪の多い道を歩くなどの場合は、できるだけ複数で鈴やラジオなど音の出るものを携帯するなど、熊との不意の遭遇に注意しましょう。
2 生ごみや廃果果実等の適切な処理のほか、漬物、蜂蜜、飼料、チェーンオイル、塗料など熊を誘引する物について、その管理に充分留意するようお願いします。
3 人里周辺等に設置してあるサルやイノシシの捕獲檻については、熊が錯誤捕獲される場合があることから、檻には近づかないようにしましょう。
4 各地区の区長さんには、集落内で草が繁茂して熊などの野生動物が隠れ易い箇所はできるだけ区の作業等で草刈りしていただくようにお願いします。
5 もし、熊を目撃したり農作物等の被害があった場合は、できるだけ早く白馬村役場農政課まで連絡するようお願いします。
お問合せ:白馬村役場 農政課
【電話】0261-85-0766
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