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自治体の皆さまへ

「新型コロナウイルス感染症」・「季節性インフルエンザ」の対策をしましょう

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長野県須坂市

県立信州医療センター副院長感染症センター長 山﨑善隆(やまざきよしたか)
同センター感染制御部感染管理認定看護師 目黒美紀(めぐろみき)

今年の冬は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの流行期が重なることが想定されます。
皆さんの備えが必要です。

■新型コロナウイルス感染症
2019年12月に中国湖北省武漢にて発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は急速に世界中に広がりました。

【各国の状況】
WHOの発表によると、2020年11月7日現在、世界の患者数は約4793万人、死亡者数は約122万人を数えています。

【日本国内の状況】
厚生労働省によると11月5日現在、日本国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は10万3838例、その中で入院治療などを要する者は6815人です。
長野県の流行は、東京都など首都圏の影響を受けやすく、感染者が多発している地域との往来にあたっては、特に注意が必要です。

【感染を拡げないために】
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議によると、これまで集団感染が確認された場所に共通するのは、次の3つの条件(3つの密)が同時に重なった場所です。
(1)換気の悪い密閉空間
(2)多くの人が密集していた
(3)近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)で会話や発声が行われた
こうした場所で、より多くの人が感染したと考えられます。これら3つの条件が重なる場所や場面をできるだけ避ける行動をとりましょう。

【感染リスクが高まる5つの場面】
10月23日、新型コロナウイルス感染症対策分科会より感染リスクが高まる「5つの場面」が提言されました。
・「場面1」飲酒を伴う懇親会など
・「場面2」大人数や長時間におよぶ飲食
・「場面3」マスクなしでの会話
・「場面4」狭い空間での共同生活
・「場面5」居場所の切り替わり(仕事での休憩時間に入った時など)

【感染防止のために守るべきこと】
「全ての場面でこれからも引き続き守ってほしいこと」として次の項目が挙げられています。
・基本はマスク着用や3密回避。室内では定期的に換気を行う
・集まりは、少人数・短時間で行う
・大声を出さず、会話はできるだけ静かに行う
・共用施設の清掃・消毒、手洗い・アルコール消毒を徹底する
【参考】「日本感染症学会提言『今冬のインフルエンザとCOVID-19』に備えて」、「感染症予防接種ナビ」

■季節性インフルエンザ
インフルエンザは例年、冬から春先にかけて流行します。
38度以上の発熱、頭痛、関節痛などが主な症状で、潜伏期間は1日から2日で比較的急速に現れるのが特徴です。
今シーズンは、現在までは全国的に感染者が少ない状況です。

インフルエンザによる市内の園・学校欠席者数
(「感染症情報システム」より)

【感染を拡げないために】
インフルエンザも感染力の強いウイルスです。自分が感染しない、人にうつさないために、次のことを実践しましょう。
・体の抵抗力を高めるため、十分な休養と栄養摂取を心がけましょう
・具合が悪くなったら会社や学校などを早めに休みましょう。会社や学校などに無理をして行くことが、感染症の流行が始まる原因となります
・医療機関を受診する際は直接来院は避け、事前に医療機関へ電話で相談しましょう。感染症の場合、待合室で待っている間に拡めてしまう可能性があります
・日本臨床内科医会は「ワクチン接種は有効性が高い」としています。予防接種を検討しましょう
・咳やくしゃみのしぶきは約1.5m先まで拡散するので、咳などが出るときはマスクをして、マスクがないときは鼻・口をティッシュや二の腕などで覆い、他の人に顔を向けないようにしましょう。咳やくしゃみを手で押さえてしまったら、すぐに手を洗うかアルコールで手指消毒をしましょう
・インフルエンザに感染した方と接触した場合は、できるだけ早く予防内服(インフルエンザ薬を飲む)をしましょう。詳しくはかかりつけの病院・診療所などに相談してください
・喉を守るため50~60%の湿度を保ちましょう

【こんなときは】
特に高齢者の方が、インフルエンザ薬を飲むと一般的に25時間前後で熱が下がりますが、2~3日熱が下がらず咳や痰が多くなった場合は、「肺炎」も疑い、早めに医療機関を受診しましょう。
【参考】「首相官邸ホームページ」、「厚生労働省インフルエンザ(総合ページ)インフルエンザQandA」、「インフルエンザ施設内感染予防の手引き厚生労働省健康局結核感染症課日本医師会感染症危機管理対策室」

【須高地域の感染症情報】
最新情報を市ホームページ「須高地域感染症情報」でお知らせしていますので、活用してください。

■発熱などの症状がある方の相談方法などが変わりました
県では、季節性インフルエンザの流行期に備え、発熱患者などがかかりつけ医など地域の医療機関に直接電話相談のうえ、診療・検査を受けられる体制を整えました。

【相談・受診のポイント】
(1)まずは、電話でかかりつけ医などに相談しましょう。
(2)かかりつけ医を持たない人、土・日曜日、祝日、夜間などは「受診・相談センター」へ電話で相談しましょう。
(3)電話で案内された医療機関に電話で相談してから、必ずマスクを着用の上、指示に従って受診しましょう。

▽最寄の受診・相談センターの連絡先
長野保健福祉事務所(長野保健所)
【電話】026-225-9305(24時間対応)

※県では診療・検査医療機関を当面公表せず、地域の医療機関をはじめとした関係者間で情報を共有し、発熱患者などに、診療およびその他の対応が可能な医療機関を紹介できる体制を整えています。
※詳細は、左図の患者などの外来診療フロー図をご覧ください。
※外来診療フロー図は広報紙面をご覧ください

問合せ:長野保健所健康づくり支援課
【電話】026-225-9039

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