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【2020年12月1日発行】公民館だより No.704

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長野県須坂市

■語り継ぐ小串鉱山の遺産
中央地域づくり推進委員会第3部会

10月6日(火)、生涯学習センターで歴史講座が開催され、人が集まりました。かつて栄えた小串鉱山の記録映画「雲上のまち小串鉱山」の鑑賞と、講師の小山賢一さんから小串鉱山についてお話を聞きました。

◇鉱山街の暮らし
長野県高山村と群馬県嬬恋(つまごい)村の県境に「小串鉱山跡」があります。かつては国内2番目の硫黄生産量を誇る鉱山で、最盛期の昭和30年代には月に約2千トンもの硫黄を生産していました。鉱業従事者とその家族が暮らす人口2千人ほどの鉱山街があり、学校や診療所などさまざまな施設もそろっていました。
昭和43年の大気汚染防止法制定に伴い、石油から硫黄が生産されるようになりました。この方法はコストがかからず多くを生産できるため、鉱山での仕事が減り、採算が取れなくなってしまった各地の硫黄鉱山は次々と閉山していきました。そして小串鉱山も昭和46年に約50年の歴史に幕を閉じました。

◇須坂の町と小串鉱山
須坂は小串鉱山からの硫黄搬出の起点であり、鉱山で採掘された硫黄は、索道(ロープウェイ)を使って峠を越え高山村に運搬され、その後トラックで長野電鉄須坂駅に、そこから全国へ運ばれました。
生活物資や生産資材の供給地としても関係が深く、鉱山での物資の多くは須坂の商店から索道を使って運ばれていました。時には薬屋や呉服屋が直接鉱山街に出向いて各家を回ることもありました。
小串で暮らす人たちの生活圏が須坂にあったため物がよく売れ、当時の須坂の商店は大いににぎわったそうです。
小中学校を小串で過ごした講師の小山さんは「素晴らしい自然の中にある鉱山周辺には、荒廃した建物や鉱山くずが今も残っています。産業遺産との声もありますが、自然を戻し『生の遺産』を後世に残していってほしいと考えています」と話しました。

◇参加者の感想
・小串鉱山のことは知っていましたが、硫黄鉱山などの歴史を知らずただただ驚いています。このことが語り継がれていくことを願わずにはいられません。

■実りの秋にお米を収穫
井上地域づくり推進委員会

井上地域づくり推進委員会・ふれあい教室実行委員会では「子どもの食育」などを目的として水稲づくりを行っています。5月に植えた稲が立派な穂を付け、井上小学校5年生児童46人が実行委員の皆さんと一緒に収穫しました。

◇待ちに待った収穫
田んぼ一面が黄金色に色付き、実った稲穂を前に子どもたちが並び、稲刈りが始まりました。委員の皆さんが子どもたちに「鎌を使う時は力を入れすぎなくて大丈夫だよ。」などとアドバイスしていました。初めはぎこちなかった子どもたちも時間の経過とともにどんどん上達していきました。刈った稲は4~5株をひもで束ねるのですが、すぐバラバラになってしまうので、子どもたちは「難しい」と言いながら悪戦苦闘していました。
稲刈りが終わると「はぜ掛け」です。稲を干して穂を乾燥させるための大事な工程です。手間はかかりますが、乾燥機を使うよりもおいしいお米になります。
委員の方から指導を受けながら、束にした稲を7対3に割って掛けていきます。抱えきれないほど運ぶ子や1束ずつ持ってくる子などさまざまですが一生懸命作業しました。

◇脱穀を体験
稲刈りから約2週間後、脱穀作業を行いました。機械の他、昔ながらの千歯こきや足踏み脱穀機を使って、やり方を学びながら「昔と今ではこんなに違うんだね」と作業や効率の違いに驚いていました。
最後にふれあい教室実行委員長の花井さんは「皆さんのおかげで、無事に収穫を終えることができました。今日の経験を小学校時代の思い出の一つにしてください」と話しました。

◇子どもたちの感想
・稲を刈ったり束ねたりするのは思った以上に大変だったけど、すごく達成感がありました。
・田植えはできなかったけど、収穫は自分たちでできて良かったです。

■トールペイントを楽しみました
豊洲地域公民館

10月10日(土)、豊洲地域公民館で「ハロウィンを飾るトールペイント」が行われ、参加者12人でハロウィンにぴったりなカッティングボードのペイントを楽しみました。ジャパンカントリーアート協会認定講師の丸山志保さんが講師を務めました。

◇夢中になって色付け
トールペイントは、アクリル絵の具を使った手芸の一つで、木やガラスなどに描くアートです。古くはヨーロッパで彫刻や家具、ブリキなどに絵を描いて装飾していたことが始まりと言われています。
講師の丸山さんから月と夜空が描かれたカッティングボードが配られました。ボードにはうっすらとカボチャやお化けのキャラクターの輪郭が描いてあり、それに沿って色を塗っていきます。一度塗っただけでは完全に色が付かず、何度も同じ箇所を塗っては、その都度ドライヤーで乾かして上塗りしていくことで、絵に厚みが出ることを丸山さんから教わりました。
完成には約3時間要しましたが、参加者は作品を見てとても満足そうにしていました。

◇参加者の感想
・初めての経験でしたが、とても楽しく夢中になってしまいました。
・先生のサポートが大変助かりました。技術などをこれから覚えていきたいです。

発行・編集:須坂市生涯学習推進課(須坂市生涯学習センター)
〒382-0013須坂市大字須坂747番地イ
【電話】026-245-1598【FAX】026-246-3906【E-mail】shogaku@city.suzaka.nagano.jp

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