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すどう市長が語る 目指せ!富士宮版ふじのくにづくり その106

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静岡県富士宮市

■酒は量なく乱に及ばず
(阿部幸夫著 論語入門より)

阿部幸夫の著書、論語入門の中で孔子は、「酒は量なく乱に及ばず」と言っています。
孔子が酒をどのようにたしなんだかは興味があります。
孔子は、酒には決まった量はないと考えていたようです。
その日の喜怒哀楽の気分や、体の調子で酒の飲む量は異なり、一合で酔う日もあれば、一升飲んでなお、満足しない日もあり、定量などない、と言っています。
酒を愛さなければ、このような言葉は出てきません。
そして、「乱に及ばず」、つまり乱れるほどに飲まなければよいのである、とも言っています。
今は亡き私の父は、大勢の人を自分の家に集めては、大酒を飲むのが好きでした。
そして、仲間たちとともに、飲むほどに酔うほどに、「酒は飲んでも飲まれちゃならぬ、それが男というものさ」と、豪快に歌を歌い、酒を楽しんでいました。その姿が、今でも目に浮かびます。
しかし、その父も年を重ねるに従い、飲む量が少なくなり、静かに酒をたしなむようになりました。
私も若い頃は、青年団の仲間と一緒に大勢で集まっては酒を飲み、父と同じように、「それが男というものさ」の歌を歌い、多量の酒を飲み、放歌高吟を楽しみました。
そんな時、若気の至りで酒を飲みすぎ、いろいろな失敗もありました。
しかし、年をとるに従い、父と同じようにしみじみと酒を味わいながら飲むようになりました。
孔子の教えの「酒は量なく乱に及ばず」の言葉が、わかる年齢になりました。

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