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自治体の皆さまへ

地域で支えあい、つながる 地域共生社会の実現に向けて(1)

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静岡県小山町

『暮らしている中で、何か困っていることはありませんか?』

子どもの学習を見てあげられない
家計管理が苦手。収入より支出が多い
失業してから仕事が見つけられない
ひきこもっている家族がいる
家賃が払えず、退去を迫られている
障がいのある子の将来が気がかり
ゴミ出しや各種手続きができなくなってきた
近所とのトラブルが絶えない

このような生活上の不安や、課題を抱えている人が増えています。
困りごとは、ひとりで抱え込まず、役場、社会福祉協議会、地域包括支援センターなどの機関へご相談ください。
安定した暮らしに向けて、お手伝いをします。

◆伴走的な支援で支えます
町では、町民の皆さんのさまざまな不安や課題を多くの関係機関と協同して受け止め、適切な支援につなげる「包括的支援体制構築事業」を開始しました。
町、社会福祉協議会、地域包括支援センターで設置した「小山町相談支援体制包括化ネットワーク会議」では、各機関で受け付けた「困りごと」の解決策を検討し、専門職やさまざまな機関が連携して「困っている人」に支援や助言を行います。

◆相談や支援の流れ
(1)まずは相談!
困ったら、悩まず相談してください。役場職員や各種専門職が対応します。

(2)一緒に生活を見つめ直します
不安や悩みはもちろん、ご自身の希望や目標も話してください。

(3)あなただけの支援プランを作ります
本人の意向に沿った支援プランを多機関、多職種で検討し、一緒に作成します。

(4)寄り添った支援を始めます
各種制度による支援や専門職からの助言などを受けながら、困りごとの解決や生活改善に取り組みます。

(5)ときどき振り返ります
改善の手応えや進みを確認し、必要なら支援プランを見直します。

(6)やがて安定した生活へ
安定した生活が継続できるようになってもフォローアップします。
新たな悩みがあれば、また相談してください。

○Interview 地域の身近な相談相手 民生委員・児童委員に聞く
小山町は高齢化が進んでいることもあり、ひとり暮らしのお年寄りなどへの支援が多くなっています。地域の高齢者宅を訪問して声を掛け、困っていることがないか話を聞きます。一方、子どもの数は減少しているため、定期的に小・中学生の登下校を見守っています。協議会の定例会では他機関も出席して、情報交換をしています。今後も連携を強化して、困り事の解決をしていきたいですね。
―民生委員・児童委員協議会 会長 臼井 芳廣(よしひろ)さん(小山4)

民生委員は、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。住民の立場から生活や福祉に関する相談・援助活動を行います。
また、民生委員は「児童委員」も兼ねていて、子育ての不安に関する相談支援も行っています。
児童委員としての活動は、児童に関することを専門にする「主任児童委員」と連携・協力して行います。

■困っている皆さんに支援を行います
困っている人が住みなれた地域で自立して生活できるように、「悩み」や「不安」を一緒に考え、困りごとの解決の手伝いをします。

支援メニューの例を紹介します

▽家計の再建を支援
家計状況を「見える化」するなど、本人の家計改善意欲を高める支援を行います

▽住居の確保を支援
就職活動を支えるため、住居確保給付金を支給します

▽就労を支援
働くことができるように、日常生活についての自立訓練などを行います

▽緊急的な支援
住居を失った人に対し、一時的に衣食住の提供などを行います

▽子どもの学習支援
生活に困窮している世帯の子どもに対し、学習支援や生活習慣の改善などを行います

▽成年後見制度の利用
判断能力が不十分な人に対し、相談・支援、成年後見人の利用支援などを行います

▽生活福祉資金の貸付
低所得世帯に対し、生活費や緊急小口資金の貸し付けなどを行います

▽フードバンク
一般家庭や企業から寄附を受けた食品を生活に困っている世帯に配ります

○Interview 安心して相談をしてください 自立相談員に聞く
「社会福祉協議会の取り組み」
社会福祉協議会は、町民の皆さんが地域で安心して暮らすために、さまざまな機関と連携して、地域福祉をはじめ、ボランティア活動や困っている人への支援などを行っています。

〔支援事業〕
・児童、障がい者、高齢者支援
・資金貸付
・ボランティア、福祉教育
・相談支援、権利擁護
・居宅介護支援、訪問介護
・就労継続支援B型(ワークホームアップル、町民食堂ごちそうさんなど)
・その他
-住民参加型生活支援サービス
-高齢者向け配食サービス

生活や仕事に困っている人などの相談・支援などに応じています。今年は新型コロナウイルスの影響で相談する人も増えています。社協で支援事業を行っていることを知らない人も多いようです。困り事について、具体的に理解していない場合もあります。自分が困っている時、または困っている人を見かけた時、相談できる窓口があることを知ってほしいですね。「相談支援体制包括化ネットワーク会議」では、それぞれの機関が受け付けた困り事について、連携して解決に向けて支援します。どの機関でも、安心して相談してもらえる体制を整えていきたいと思います。
-社会福祉協議会 自立相談員 芹澤 真澄(ますみ)さん

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