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【市政ニュース】教育委員会だより

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鹿児島県いちき串木野市

【令和4年度全国学力・学習状況調査結果と今後の取り組み】
4月に実施された全国学力・学習状況調査について、本市の結果の概要をまとめました。

◆1 本市の学力の状況について
※理科は、H30年度実施以来、3年ぶりの実施となりました。

○中学校国語科において、令和3年度は、全国比-2.6でしたが、令和4年度は+3となり、大きな伸びが見られました。各領域においてバランスよく力が定着しています。
○本市の児童生徒の無回答率は、ほとんどの設問で全国より低いポイントであり、あきらめずに粘り強く問題に取り組む姿勢が身に付いてきています。
△小学校国語の長文(物語)読解において、複数の叙述を基に、登場人物の気持ちや相互関係を捉える力に課題があり、物語全体から伝わってくる人物像や物語の全体像を具体的に想像したり、表現の効果を考えたりする力の育成が求められます。
△中学校数学の設問「42を素因数分解する」「一次関数の関係を表した表の選択」など、知識・技能の観点に関する学習内容を確実に定着させることが必要です。

◆2 本市の児童生徒の学習や生活の様子について
[小学校](%)

[中学生](%)

※数字は、質問に対し「当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」と答えた割合を表示しています。

◆3 令和4年度全国学力・学習状況調査結果の分析から
[児童生徒に身に付けさせたい力 ~新学習指導要領が示す資質・能力~]
1 知識・技能「何を知っているか、何ができるか」
→各教科等に関する身に付けておかなければならない基礎基本的事項
2 思考力・判断力・表現力「知っていること・できること(知識・技能)をどう使うか」
→知識・技能を活用しながら問題を解決していくために必要となる力
3 学びに向かう力、人間性等「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」
→主体的に学習に向かう態度(学力テストの数字では見取れない力)

◆全国比較において(○成果 ●課題)
[子どもの学力の状況(学力調査から)]
○中学校において、「知識・技能」を活用しながら複数の資料を読み取り、必要な情報を取捨選択しながら自分の考えを説明する力が身に付いている生徒の割合が増えています。
●小・中学校ともに、「知識・技能」領域の学習内容において、全体的には定着が図られているようですが、教科や単元によっては、定着度が不十分なところがあります。

[子どもの学習状況(児童生徒質問紙調査から)]
○小・中学校ともに、ICT機器の活用率が高いです。
○小学校理科の学習への興味関心が高い児童の割合が高いです。
○中学校において、読書を好んでいる生徒の割合が高いです。
●小・中学校ともに、自己肯定感がやや低い傾向が見られます。
●小学校において、資料や文章、話の組立てなどを工夫して発表できる児童の割合が低い傾向が見られます。

▽課題解決のために~学力向上の核となる「授業」において行うこと~
定着が十分ではない子どもへのきめ細かい指導とともに、ある程度習熟が図られている子どもを更に伸ばす指導を工夫することで、全ての子どもに達成感が得られ、確かな学力が定着する授業を目指します。
・子どもが「解決したい!」と思う学習問題が示される授業
・課題を解決するために、既習の知識や技能を活用して粘り強く取り組み、他者との協議により、自己の考えを広めたり深めたりする授業
・どの子どもも「わかる」「できる」「身に付いた」と言える授業→自己肯定感の高まりにもつながります。

・個に応じた重点的な指導・指導方法等の工夫
・個に応じた学習活動・学習課題の提供
・一人ひとりのよい点・可能性を生かした協働的な学びの実現
・一人一台タブレットの効果的な活用

▽授業改善のポイント(特に次の視点を大切に授業に取り組んでいます)
・子どもの課題意識を高める学習目標の設定と興味・関心を高める導入の工夫
・子どもの思考のプロセスを重視した学習過程の工夫
・子どもが自ら考え活動する時間の確保と活動内容の工夫
・子どもの様々な意見や考えを引き出す発問や指導の工夫
・子ども相互の考えや意見の交流を図るための働きかけ
・習熟の程度に応じて発展的な課題に取り組む時間の確保と指導の工夫
・子どもに学習したことを明確に意識させ、確実な定着を図るまとめの工夫

問合せ:学校教育課
【電話】21-5127

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