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山形大学医学部東日本重粒子センターで重粒子線がん治療がスタート―治療費の一部を支援します―

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山形県 山形市

山形市では、「健康医療先進都市」の確立を掲げ、その一環として年齢を重ねても健康で生き生きと暮らすことができ、いざというときには質の高い医療・介護が受けられるまちづくりに取り組んでいます。
こうした中、山形大学医学部が平成17年から導入計画を開始した重粒子線治療装置の一部が稼働し、重粒子線治療が始まりました。山形大学医学部東日本重粒子センターには、主として前立腺がんの治療を行う固定照射装置と、頭頸部、骨軟部、肝臓、すい臓、肺などのがん治療を行う回転照射装置の二つの照射装置が設置されています。固定照射装置はすでに稼働しており、8月には回転照射装置が稼働する予定です。
この装置による治療は、最先端の高精度医療として多額の費用がかかり、公的医療保険の適用が一部に限られるため、より多くの市民の皆さんが受けられるよう、山形市では治療費の支援を行います。
治療を検討される方は、まずは主治医※にご相談ください。
※診療を開始している前立腺がんの治療は、泌尿器科医からの紹介が必要です。

◇重粒子線治療って?
重粒子線治療は体の外から放射線(炭素イオン線)を照射し、“がん細胞”の遺伝子を壊して治療する「外部放射線治療」の一つです。治療に際して痛みは無く、身体的な負担はほとんどありません。

◇東日本重粒子センターって?
東日本重粒子センターは、東北・北海道で初となる重粒子線がん治療施設です。
世界で初めての総合病院と直結した重粒子線治療施設で、既往症や障がいのある患者さんも安心して治療を受けることができます。

◇治療の特長は?
・効き目が強い
他の放射線に比べがんを破壊する能力が強く、今まで効きにくいとされてきたがんにも効果を発揮します。
・正常臓器への負担軽減
体の表面から深いがんにも集中的に照射するため、周りの正常な細胞や臓器へのダメージが抑えられます。
・短期間で治療できる
他の放射線と比べ、重粒子線照射回数が少なく、おおむね半分以下の短い期間で治療できます。
体調が良ければ入院の必要はなく、通院で治療が受けられます。

◇対象の臓器・照射回数は?
対象となる臓器は下記のとおりです。

・頭蓋底
・《頭頸部》
・食道
・肺
・肝臓
・すい臓
・腎臓
・子宮
・直腸(骨盤内再発)
・《前立腺》
・《骨軟部》

《 》内は公的医療保険が適用される重粒子線治療
※令和3年3月現在

照射回数の例(1回の治療時間20~30分)

◇治療費は?
前立腺、骨軟部、頭頸部のがんの治療には、一部を除き公的医療保険が適用になります。この場合、自己負担割合は年齢により1~3割となり、また高額療養費制度が適用されます。山形市では、それ以外の公的医療保険が適用にならない治療を支援します。

〈公的医療保険適用〉
前立腺がん:(照射費用)160万円
骨軟部がん・頭頸部がん:(照射費用)237.5万円
※一部適用にならない場合があります。
↓※いずれも照射費用のほかに診察・検査・投薬などの費用がかかります。

〈公的医療保険適用外(先進医療)〉
頭蓋底、食道、肺、肝臓、すい臓、腎臓、子宮、直腸(骨盤内再発)のがん:(照射費用)314万円
※照射開始は8月以降の予定です。

全額自己負担そこで…

山形市は重粒子線がん治療を受ける市民の皆さんを支援します
対象となる方:
・東日本重粒子センターで重粒子線治療を受けた山形市民
・山形市に1年以上住所を有する方
・山形市の市税等に滞納がない方
・世帯の課税総所得が600万円以下の方
対象となる治療:
・東日本重粒子センターで受けた重粒子線治療のうち、公的医療保険が適用とならない先進医療によるがん治療
助成の内容:
〈治療費助成〉
照射費用から先進医療特約保険の給付金等を差し引いた額を対象とし、62万8千円を限度として助成します。
〈利子補給〉重粒子線治療の治療費を借り入れた場合の利子に対する助成を行います。対象は専用ローンの借入金で、照射費用から先進医療特約保険の給付金等を差し引いた額(限度額:314万円)です。対象借入金にかかる利子は年利6%を限度とし、対象期間は84ヶ月(7年)以内です。

問合せ:健康増進課
【電話】616-7270

治療に関するお問い合わせ:山形大学医学部東日本重粒子センター事務室
【電話】628-5404
(受付時間:平日午前9時~午後5時)
【HP】https://www.id.yamagata-u.ac.jp/nhpb/

問合せ:健康増進課
【電話】616-7270

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