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犯罪のない明るい社会の実現を目指して 保護司×市長座談会(1)

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山形県 山形市

犯罪や非行のない誰もが笑顔で過ごせるまちづくりは、市民全員の願いです。保護司の皆さんはそのためにさまざまな活動をしています。今回は、保護司の皆さんの活動について、体験談を交えながら教えていただきました。

【座談会出席者】
▽山形市長 佐藤孝弘
▽山形地区保護司会
・会長 三森和裕さん
・副会長 武田幸太郎さん
・副会長 菅澄子さん
▽山形県保護司会連合会 会長 渋谷宣寛さん

〈市長〉
皆さん、本日はお越しいただきありがとうございます。
さて、保護司の皆さんには、日頃から犯罪や非行のない明るい社会づくりのため、さまざまな活動をしていただいていますが、どのような活動をされているかご存じない方もいらっしゃると思います。本日は保護司の皆さんの活動について教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。まず、保護司の役割について教えてください。
〈三森〉
犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員で、給与は支給されません。
保護観察対象者の指導や、矯正施設からの釈放後の更生に適した環境の整備、犯罪予防、そして青少年の非行防止などの活動をしています。
〈市長〉
法務行政の重要な一翼を担われているわけですが、どういった方が保護司になられているのでしょうか。
〈三森〉
山形地区で一番多いのは定年退職した方や主婦など無職の方で、全体の38%を占めています。市議会議員の方も現在4人いらっしゃいます。
〈市長〉
山形地区ではどのくらいの方が活躍されていますか。
〈三森〉山形地区では1月現在109人が活動しています。県内の保護司の平均年齢は65.4歳で、60代以上が全体の84%を占めています。男女比は男性が76.4%、女性が23.6%となっています。
山形地区では、女性の比率が21%程度で平均以下ですので、ぜひ女性の方にも積極的に関わっていただきたいと思っています。
〈市長〉人生経験が豊かな方の助言が必要ということが一番大きいところだと思いますが、保護司というと、やはり更生のための指導、いわゆる保護観察が大きな役割だと思いますが、いかがでしょう。
〈三森〉
そうですね。保護観察対象者への指導や手助けが大きな役割です。保護観察対象者は、アルコール依存や性犯罪、家庭内暴力などの事案が目立ちます。全国的な傾向としては、少年犯罪や暴力団犯罪が減少しており、高齢者の犯罪が増えています。また、覚せい剤使用者など薬物に関わる事案が増えていることに加え、万引きを繰り返す人や特殊詐欺などの対応も群を抜いて多い印象です。山形地区の場合も傾向は同じですが、就業困難から生活困窮に陥って窃盗に手を染めてしまう傾向や、青少年による大麻事案等が目立ちます。
〈市長〉
保護観察対象者にはどのような指導をされているのですか。
〈武田〉
対象者から月に1~2回、定期的に自宅に来てもらったり、対象者の住居を訪問しています。またはサポートセンターで面接し、生活状況を見守ったり相談に乗ったりします。時には就職支援のためハローワークに付き添ったり、家族との折り合いが悪ければその間に入って話をしたり、さまざまな指導をしています。

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