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あなたの消費が世界の未来を変える!?私たちにできるエシカル消費(2)

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栃木県那須烏山市

◆私たちの行動で社会と未来が変わる
買い物をするとき、みなさんは何を重視して商品を選んでいますか?価格、機能・品質、安全性と言う人は多いと思いますが、「商品やサービスが環境に与える影響」や「企業の経営方針や社会貢献活動」を意識して商品などを選ぶ人がもっと増えれば、環境や社会がもっと良くなると思いませんか。
日本の経済全体(GDP:国内総生産)の約6割が家計の支出です。個人の消費が社会に与える影響は、決して小さくありません。何かを「買う」という行動は、作った人や企業に利益を与え、私たちが「環境にいいもの」「人を傷つけないもの」を選べば、それを作った人や企業は継続・発展します。「環境によくないもの」「人を傷つけるもの」を選択しなければ、それらの商品と作った企業はいずれなくなります。そうすれば、農薬に汚染されたコットン畑で強制労働をさせられる児童は減り、また、縫製工場ビルの崩壊事故のような悲劇は起こらなくなるはずです。
私たちの「買う」「買わない」という行動は、社会や未来を変える力を持っているのです。

◆私たちにできる「エシカル消費」
「エシカル消費」について、何となく分かっていただけたでしょうか。あまり馴染みのない言葉ですが、簡単な覚え方を紹介します。
「エ」影響を
「シ」しっかりと
「カル」考える
エシカルのエは「影響を」、エシカルのシは「しっかりと」、エシカルのカルは「考える」という覚え方です。
まずは、私たち消費者が力の大きさを認識し、「買う」という行為をしっかりと考えて行うことが大切です。毎日の消費行動は決して個人的な行為ではありません。何かを買う瞬間、人や社会、環境、ひいては未来にまで影響を与えています。買い物の際に、商品が作られた背景を意識してみたり、エシカルな商品を手に取ってみたりすることは、すぐに実践できるはずです。意識さえすれば、日々の暮らしの中でエシカル消費は始めることができるのです。
日々の暮らしの中で、次のひとつでも実践していることはありますか。
エコバックを持参して、無駄な包装は断る
すぐ消費するものは、できるだけ消費期限・賞味期限が近い商品を購入する
長寿命でエネルギー効率の良いLED電球を選ぶ
太陽光パネルのついた省エネ住宅に住む
燃費の良いエコカーを購入する
風評被害にあっている地域の農産物を購入する
地元の農家から、直接オーガニック野菜を購入する
フェアトレードと呼ばれる公正な貿易によって適正価格で輸入されたバナナやコーヒー、チョコレート、紅茶などを購入する
オーガニックコットンで作られた衣類を着る
できる限り地元で作られたものを選んで買う
商品を使い終わった後、捨てる時にルールに沿って分別する
商品に対する「もっとこうなると良いな」といった声を、生産企業や販売店などに伝える
商品を選ぶときに、本当に必要か、品質や成分、労働者の人権、環境に配慮しているか、長く使えるかどうかをよく考える

ひとつでも当てはまれば、それはみなさんがそれと気づかずに実践しているエシカルな消費行動です。

≪認証ラベルやマークの例≫エシカルな商品の参考に
▽エコマーク
「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められたもの

▽FSC認証
適切に管理された森林からの木材・木材製品であると認められたもの

▽RSPO認証
熱帯林の保全、生息生物の多様性、人々の暮らしに深刻な悪影響を及ぼさない適切な農園管理で生産されたパーム油であることを示すもの

▽レインフォレスト・アライアンス認証
熱帯雨林で生産されるコーヒー、カカオ、バナナなどの農産物を対象に、地球環境や動植物への配慮がされていることを認めるもの

▽有機JAS認証
農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産された食品を示すもの

▽MSC認証
持続可能で、環境に配慮した漁業により獲られた水産物であることを示すもの

▽GOTS認証
オーガニックコットンであると同時に、加工過程でも環境負担の少ない方法がとられていることを証明するもの

▽国際フェアトレード認証
開発途上国の生産者への適正価格の保証や、人権・環境に配慮した基準が守られていることを示すもの

▽とちぎのEマーク食品
栃木県産の農畜産物を原料に、県内の食品加工業者がこだわりをもって加工した優れた食品として認めたもの

■あなたの消費が世界の未来を変える!?私たちにできるエシカル消費
エシカル消費を実践していくうえで、「こうしなければならない」と思うのではなく、「そうした方が幸せ」と思えることが大切です。「未来のために」「社会のために」と思うことも必要ですが、それだけでは義務的に感じられ、いつか続けることに疲れてしまいます。「身近にいる子どもたちのために…」と思うだけでも気持ちは変わってきますが、まず「自分が幸せ」であるかを考えてみてください。
例えば、「自分の幸せ」のために、美味しいチョコが食べたいから「カカオを作っている人にちゃんとお金がいくようにする」。エシカル消費を実践する理由は、そういう単純なことでいいのではないのでしょうか。
誰でも「あの頃は良かったな(今は良くない)」と思いながら最期を迎えるよりも、今このときに幸せを感じていたいと思うはずです。そう思えるようになるには、今より未来はもっと良くなっている必要があるのです。エシカル消費を「やらなければならないこと」とは思わずに、まずは自分がのびのびと、後ろめたくなく幸せでいられるためには何ができるのかを考えてみましょう。それが、地球の自然や、商品を作る人、売る人、買う人、みんなが幸せになれる未来につながる第一歩となります。
まずは、「エシカル消費」という言葉を知ってください。そして、「こんな話聞いたことあるな」と、商品やサービスを選ぶときの考え方の一つとして、“エシカルな視点”を取り入れてみてください。あなたの消費が世界の未来を変えるのです…。

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