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【ふるさと魅力発信】久万美術館

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愛媛県久万高原町

■俳句の缶づめ―町立久万美術館のコレクションで一句詠む!
「灼くるガランス漲る命の裸婦 水夢」(村山槐多《裸婦》1915-16年)
「叩き塗る朱がしがしと夏来る 板柿せっか」(小泉清《山》制作年不明)

『俳句の缶づめ』の「名画座」は、久万美のコレクションで一句詠む、という企画。学芸員2名によって選句された2句は、表紙に作品画像とともに掲載されます。毎回、約60句の数ある力作の中から1句選ぶのは、なかなかのパワーと時間を要します。しかし、画家の生きざまや作品の描かれた背景、私の感覚、これらがストンと一致して、この句!これが好き!となるから不思議です。冒頭の俳句はその一例で、私が選句したお気に入りの句たち。何の予備知識もなく絵だけを見て、詠まれています。どの句も、詠み手の感性が充分に発揮されていると同時に、どこか作品の本質を突いています。(中島)

▽学芸員のつぶやき
選句は正直、とても大変…!たった17文字で作品を語る俳人の方々には、いつも驚かされます。表紙に選ばれた方が喜んでいるのをみると、こちらも嬉しい気持ちになります。

問合せ:久万美術館
【電話】21-2881【久万美HP】http://www.kumakogen.jp/site/muse/

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