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【Zoom Up】誰もが住みやすい社会に 障害福祉サービスを充実

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神奈川県厚木市

市では、障害の有無に関わらず互いを尊重し、共に生きる社会を実現できるよう、障害への理解の促進や相談支援体制の整備などに取り組んでいます。4月からは新たに、地域に根差した相談窓口を増設しました。

障害のある方が地域で安心して生活できるよう、2016年から障がい者相談支援センターを設置し、日常生活の不安や悩みなどの相談を受け付けています。最近では感染症の影響で生活や就労などの不安を抱える方が増え、相談窓口の需要は年々増加傾向にあります。21年度の市障害者支援相談件数は4万3214件で、前年度より約7千件増えました。市ではこうした状況を受け、4月から障害のある方や家族を身近な場所で支援する障がい者相談支援センターを増設しました。

■気軽に相談できる窓口を充実
既存の6カ所に加え、新たに増設したのは「相川・厚木南」と「睦合」の2カ所。各センターの相談員も1人ずつ増員しました。地域の相談窓口を増やすことで、市役所に行くのが困難な方も身近な場所で相談できる環境を整えました。相川・厚木南障がい者相談支援センター職員の堺桂一郎さん(41)は「開設してまだ半年ほどだが、地域の皆さんとのつながりが徐々に増えている。今後も気軽に立ち寄って相談できる居場所づくりの役割をセンターが担っていければ」と話します。
今年8月の全センターの相談件数は過去最多の5074件。窓口が果たす役割は大きくなっています。

■地域での支え合いをサポート
誰もが住みやすい社会にするためには、地域で声を掛け合い、相談内容に応じて適切な窓口や機関につなげることも重要です。各地域の民生委員は、日頃から住民の相談に応じ、見守り活動をしています(下記参照)。視覚障害者に点字や音声で情報提供するボランティア団体もあります。市ではこうした地域で活動する委員や団体をサポートし、支援の輪を広げています。
障害のある方の相談窓口は他にも、発達に心配のある児童の相談を受け付ける児童発達支援センター「ひよこ園」や、企業・団体が障害者就労施設に業務を依頼する際の仲介役となる「てとて」など、ライフステージに沿った窓口を設置し、誰もが暮らしやすいまちへの取り組みを進めています。

問合せ:障がい福祉課
【電話】225‒2221

◆地域での身近な相談役
民生委員・児童委員が、障害のある方や高齢者、子どもなどの諸問題の相談を受けています。お住まいの区域の委員の氏名や連絡先などはお問い合わせください。

問合せ:福祉総務課
【電話】225-2200

◆役立つ情報が満載 障害福祉制度の冊子を配布中
障害のある方やその家族が利用できる福祉サービスをまとめた冊子を配布しています。
内容:支援・相談窓口・手当などの情報
配布場所:
・障がい福祉課
・公民館
・本厚木・愛甲石田駅連絡所
市HPにも掲載

問合せ:障がい福祉課
【電話】225-2221

あつぎ元気Wave:12/1〜CATVで放送

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